循環器内科医のための10a阻害薬のすべて

  • 循環器内科医のための10a阻害薬のすべて
  • 循環器内科医のための10a阻害薬のすべて
ISBN
978-4-7792-0839-3
著者情報
小室 一成(コムロ イッセイ)
大阪大学大学院医学系研究科循環器内科学教授

中村 真潮(ナカムラ マシオ)
三重大学大学院医学系研究科臨床心血管病解析学講座教授

山下 武志(ヤマシタ タケシ)
財団法人心臓血管研究所所長・付属病院長

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商品説明

循環器領域以外の内科医にとっては,10a阻害薬は耳慣れない方が少なくないかもしれないが,循環器医にとっては期待の新薬であることに間違いない。循環器領域に限らず,新しい薬剤の登場によって,病態への関心が高まり,これまで見えていなかったものが見えてくる場合がある。HMG-CoA還元酵素阻害薬(スタチン)の登場により,脂質代謝のみならず動脈硬化の病態研究が飛躍的に進んだのがその好例であるが,10a阻害薬の登場によって,静脈血栓症に関する2つの病態がより詳細に見えてくるものと思われる。一つは,深部静脈血栓症(DVT)および肺血栓塞栓症(PE)に代表される静脈血栓塞栓症(VTE)の病態である。もう一つは,心房細動患者に高率に発症する心原性脳塞栓症の病態である。両者とも,静脈系血栓症であり,血流うっ滞がその原因となっているが,凝固系の亢進が血栓形成を促進し,重要臓器(肺,脳)の塞栓が致死的あるいはADLの障害となることに共通点がある。また,両者に共通しているのは,高齢者において合併頻度が高まることであり,血管因子の重要性が大きいことを意味している。
しかし,VTEはこれまで術後の臥床期間が重要な規定因子であったため,外科領域の疾患と考えられ,循環器内科医の関心は必ずしも高くなかった。また,心房細動患者の脳卒中は以前から脳循環専門医の関心は高かったが,心房細動患者を診療するのは循環器内科医であったために,凝固療法の実際は循環器内科医に委ねられていた。しかし,高齢者人口の増加と共に心房細動患者数は急増しており,循環器専門医のみならず一般内科医の関心も俄に高まっている。
 その他

目次

循環器内科医からみたXa阻害薬への期待
1 VTEの基礎(VTEの疫学
VTEの成因と発症メカニズム
VTEの病態)
2 VTEの臨床(VTEの診断とリスク評価
VTEの治療)
3 Xa阻害薬(Xa阻害薬の基礎
Xa阻害薬の臨床
フォンダパリヌクスの基礎
フォンダパリヌクスの臨床)
VTEの診断と薬物治療の実際

商品詳細

出版社名
メディカルレビュー社
フォーマット
単行本

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