線型代数学入門

丹後弘司/著

発売日:2012年4月

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ISBN
978-4-320-11019-9
著者情報
丹後 弘司(タンゴ ヒロシ)
1972年京都大学大学院理学研究科修士課程修了。現在、佛教大学教育学部教育学科教授。理学博士(京都大学)。専攻は数学(代数幾何学)

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商品説明

本書は初めて線形代数を学ぶ読者や整数から抽象代数への萌芽にふれる読者の理解の助けになるようにわかりやすく書かれたテキストである。
第1章,第2章,第3章は線型代数学の話題である。いきなり可換環や体という抽象概念を登場させると,それが理解のための障害になり理解が遅くなることを懸念して,とりあえず実数で理解しておけば,後で同様に一般論も理解できるようになることを鑑み,行列の成分は全て実数とし,スカラーは実数として進めている。行列式もいきなり一般論で与えるのではなく,1行1列の行列の行列式,2行2列の行列の行列式,3行3列の行列式を定義し,その性質や求め方を紹介した後で一般の正方行列の行列式の話を紹介する。段階を踏んでできるだけ理解が進むよう工夫した。もう少し抽象的な話,行列の成分が一般の可換環や体の元となるものを学ぶ際も,本書の実数と書いてあることを,可換環や体の元に置き換えれば実は十分である。
第4章は付録として整数を題材として話(合同式,オイラーの定理,剰余類環など)を紹介した。第5章では,本書や他の数学の本を読むのに必要な簡単な集合に関しての用語や結果をまとめた。最後には加群,群,環,体の定義を紹介しておいた。

目次

1 行列(行列の定義
行列の和とスカラー倍 ほか)
2 行列式(1次の正方行列の行列式
2行2列の行列の行列式 ほか)
3 ベクトル空間(ベクトル空間と部分空間
生成系、線型独立・従属、基底 ほか)
4 付録(整数の代数)(約数と倍数
合同式 ほか)
5 付録(集合)(集合
和集合、共通部分、直積集合 ほか)

商品詳細

出版社名
共立出版
フォーマット
単行本

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