アンドレ・ジイド『背徳者』の道をたどる 100年後のフランス・イタリア・アルジェリア紀行
発売日:2012年3月
- ISBN
- 978-4-86000-226-8
- 著者情報
- 伊原 正躬(イハラ マサミ)
1943年千葉県生まれ。1968年厚生省入省、その後、経済企画庁、行政管理庁、宮内庁、愛知・大阪厚生年金会館等に勤務。2009年退職
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商品説明
かつてこんな危険な小説があった
本書にはジイドの「X(エクス)」を巡る3つの旅がある。
考古学者ミシェルと妻マルスリーヌの
波瀾に満ちたミステリアスな旅。
100年後、彼らを追跡する日本人夫婦の旅。
そして、ジイドの心を探るあなたの旅。
今から100年ほど前、フランスの文学者アンドレ・ジイドの作品に『背徳者』という小説がある。主人公ミシェルは、19世紀末パリに住んだ若い考古学者で、父は大学教授、母は資産家の娘という金持ちの知識人として描かれている。彼は父が決めた女性・マルスリーヌと愛情のないまま結婚し、新婚の旅に出るが、北アフリカで肺結核に倒れる。一度は死に瀕したが、妻の献身的看護により快復した彼は、フランスに戻り、しばらくの間、田園で平穏な暮らしを送る。やがて妻も同じ結核に感染したため、2人はスイスに療養の旅に出る。スイスで一旦は快方に向かった妻を、彼は自分の欲望と思い込みからイタリアに連れ出す。彼は各地を転々としたあげく、最後、衰弱した妻を炎熱のサハラ砂漠に連れて行ったため、彼女は悲惨な死を遂げる。この小説は主人公が身勝手な旅を続け、その結果妻を殺してしまう背徳の懺悔録である。
私は、学生の頃に読んだこの物語を思い出し、その中で主人公のミシェルとマルスリーヌの悲劇的な旅の軌跡を100年後の今日たどってみようと思い立った。
目次
フランスの旅
スイスの旅
北イタリアの旅
南イタリアの旅
チュニジアの旅
アルジェリアの旅
商品詳細
- 出版社名
- 竹林館
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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