日本統治期台湾と帝国の〈文壇〉 〈文学懸賞〉がつくる〈日本語文学〉
発売日:2012年2月
- ISBN
- 978-4-89476-590-0
- 著者情報
- 和泉 司(イズミ ツカサ)
1975年生まれ。埼玉県出身。慶應義塾大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。専攻は近代日本語文学及び日本語教育史。慶應義塾志木高等学校、慶應義塾大学、和光大学、聖学院大学、日本大学、横浜国立大学、共立女子大学の非常勤講師を経て、2011年より慶應義塾大学日本語・日本文化教育センター専任講師(有期)
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商品説明
文学懸賞を目指し、日本植民地下の台湾で巻き起こった日本語文学のムーブメント!
昭和初期、〈円本〉ブームや改造社をはじめとする雑誌の文学懸賞募集、芥川賞・直木賞の登場は日本帝国中の文学青年の欲望を刺激した。それは植民地台湾でも同様であった。植民地という抑圧的な時空の文学運動は何を目指し、挫折し、生き延びたのか。台湾人でただ一人『改造』懸賞創作に当選した作家・龍瑛宗を中心に、日本統治期台湾における日本語文学運動を追求し、植民地の日本語文学研究に新たな視点を提示した意欲作。
目次
“文壇”にとっての“中央”と“地方”、その先の“植民地”
第1部 憧れの“中央文壇”―回路としての“文学懸賞”(日本統治期台湾における“日本語文学”の始まり
『改造』懸賞創作の行先―“文壇”と“懸賞”
懸賞当選作としての「パパイヤのある街」)
第2部 “自律”を模索する“台湾文壇”―“中央”との接続/切断(西川満と黄得時―四〇年代“台湾文壇”を考えるために
青年が「志願」に至るまで―周金波「志願兵」論
新垣宏一「砂塵」論―もてあまされる“皇民化運動”
錯綜する“内”と“外”―四〇年代“台湾文壇”における「蓮霧の庭」と龍瑛宗
“皇民文学”と“戦争”
日本統治期後の日本語作家たち)
日本統治期後の日本語作家たち
商品詳細
- シリーズ名
- ひつじ研究叢書 文学編5
- 出版社名
- ひつじ書房
- フォーマット
- 単行本
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