文人の系譜 王維〜田能村竹田〜夏目漱石

范淑文/著

発売日:2012年3月

  • 文人の系譜 王維〜田能村竹田〜夏目漱石
  • 文人の系譜 王維〜田能村竹田〜夏目漱石
ISBN
978-4-86251-128-7
著者情報
茫 淑文(ハン シュクブン)
1954年台湾生まれ。現職、台湾大学日本語文学科副教授。日本国立お茶の水女子大学博士(2010年9月)。日本国立お茶の水女子大学博士(1984年3月)

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商品説明

序章 文人の系譜─王維?田能村竹田?夏目漱石

第一章 漱石と絵画
第一節 明治時代画壇の風潮
第二節 漱石と美術家達との交流
第三節 作家である漱石のもう一つの顔
第四節 アマチュア画家である漱石が理想とした絵画とは

第二章 田能村竹田から漱石へ─文人画を軸に
第一節 竹田の文人画にみる世界
(一)川や橋に拘る竹田の山水画
(二)竹田の山水画に描かれている人物
(三)竹田の山水画にみる主人公の趣味
(四)竹田の文人画から伝わってくる生活の匂い
第二節 漱石の南画が語る世界
(一)漱石の南画に描かれている人物
(二)桃源郷がモチーフとされる漱石の南画
(三)虚構でありながら写実的な漱石の南画
(四)結論

第三章 王維から漱石へ─文人画を介して
第一節 王維と漱石の接点
第二節 「詠われる」王維の文人画
第三節 俗社会に完全には背を向けていなかった王維
第四節 漱石の南画にみる主人公の内面
第五節 人懐こい王維、一人の時間と空間の場にこだわる漱石

第四章 陶淵明から漱石へ─隠逸精神を介して
第一節 陶淵明に傾倒していた漱石
第二節 「悠然見南山」にみる陶淵明の隠逸精神
第三節 「鳥」に成り切れぬ陶淵明
第四節 「ハーミット的」な漱石
第五節 『草枕』にみる隠逸精神
第六節 淵明に憧れながら再構築した漱石の隠逸精神
(一)淵明の桃源郷を彷彿させながら異質を見せる漱石の桃源郷
(二)漢詩にみる淵明と漱石それぞれの隠逸精神

第五章 漢詩にみる文人の友情─王維と裴迪・漱石と子規
第一節 文人の友情
第二節 王維の送別詩にみる裴迪との交流振り
第三節 漱石における子規の存在
第四節 裴迪を徹底的に労る王維・子規と労り合う漱石

第六章 自然に身を浸す王維/都会的な漱石─春に因んだ詩を中心に
第一節 春という季節にこだわる王維と漱石
第二節 王維の詩にみる春のイメージ
(一)植物などによる風景描写
(二)鳥などの動物の登場
(三)人間の心境
 その他

目次

第1章 漱石と絵画
第2章 田能村竹田から漱石へ―文人画を軸に
第3章 王維から漱石へ―文人画を介して
第4章 陶淵明から漱石へ―隠逸精神を介して
第5章 漢詩にみる文人の友情―王維と裴迪・漱石と子規
第6章 自然に身を浸す王維/都会的な漱石―春に因んだ詩を中心に
第7章 題画詩にみる漱石の「文人」像―王維の『〓(もう)川集』との比較を通して
結論 文人の系譜にある漱石の「文人」像

商品詳細

出版社名
三和書籍
フォーマット
単行本

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