瓦礫の中の幸福論 わたしが体験した戦後
発売日:2012年2月
- ページ数
- 268p
- ISBN
- 978-4-344-02138-9
- 著者情報
- 渡辺 淳一(ワタナベ ジュンイチ)
1933年北海道生まれ。医学博士。58年札幌医科大学医学部卒業後、母校の整形外科医として医療にたずさわるかたわら小説を執筆。作品は初期の医学を題材としたものから、歴史、伝記的小説、男と女の本質に迫る恋愛小説と多彩で、医学的な人間認識をもとに、華麗な現代ロマンを描く作家として、常に文壇の第一線で活躍している。70年『光と影』で直木賞受賞。80年に『遠き落日』『長崎ロシア遊女館』で吉川英治文学賞を、2003年には菊池寛賞を受賞
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商品説明
あの時、日本人はなぜ「絶望」を「希望」に変えることができたのか?すべてを引き受けて、一歩踏み出す。秘蔵のエピソードを交えて綴る渡辺流人生論の集大成!第二次世界大戦が終わった昭和二十年八月十五日、著者は小学六年生、どこにでもいる一人のあどけない少年だった。そんな著者の暮らしは、「無条件降伏」という現実を前に一変する。敵の軍隊が進駐してくるという恐怖と不安、そして食糧難。誰もが生きてゆくのに必死にならなければならない時代が到来したのだ。はたして、著者の目には、当時の庶民の暮らしはどのように映ったのか。その胸に去来するものとはいったい何だったのか。学校では決して教わることのない身近で遠い戦後史を、著者秘蔵のエピソードを交えて綴る渡辺流人生論。本書で語られる「絶望の淵」に立たされたといっていい庶民の姿は、時になぜか切なくなるほど逞しい。また職業の貴賎を問わず、相身互いに暮らす姿は潔いほど清々しい。その現実は、東日本大震災を経験した日本人に新たな希望を与えてくれる。
目次
はじめに かき消された戦後史
敗戦の日
この戦争は負ける
さまざまな噂
早く来い、アメリカ軍
進駐軍が現れる
空腹の日々
戦争に負けたんだからね
闇米の買い出し
中学へすすむ〔ほか〕
商品詳細
- 出版社名
- 幻冬舎
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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