肝硬変の栄養療法とチーム医療 実践編
発売日:2012年1月
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商品説明
近年の肝臓病治療の進歩は目覚しく,B型肝炎に対する核酸アナログ製剤,C型肝炎に対するリバビリン併用インターフェロンや瀉血療法が行われるようになり,肝臓疾患の患者さんの予後は改善されるようになってきました。また,2008年には肝硬変に対する治療としてC型肝硬変に対して一部のインターフェロンの使用が承認され,肝硬変に対する治療も抗ウイルス治療が主体となり,予後は大きく改善されてきました。しかし,抗ウイルス治療が受けられない患者さんや抗ウイルス治療が無効な場合には,肝庇護剤などで経過をみているだけの場合も少なくありません。肝硬変において肝庇護剤などの薬物療法は重要ですが,栄養治療も予後改善や肝発癌防止の観点からきわめて重要な位置を占めるようになってきました。C型肝硬変では,肥満,糖代謝異常,鉄過剰などが肝発癌に影響することが明らかにされ,栄養治療の重要性が改めて認識されるようになってきましたが,適切な栄養治療が必ずしも行われてはいないのが現状です。また,肝硬変の治療において分岐鎖アミノ酸の重要性が認識されるようになってきましたが,分岐鎖アミノ酸が効果を発揮するためには適切な食事療法が不可欠であることは言うまでもありません。
本書は,肝臓病栄養治療の第一線で活躍していらっしゃる先生方に執筆をお願いしました。本書が肝臓病栄養治療に関わるすべての医療スタッフの参考になり,多くの患者さんに肝臓病栄養治療が行われることを希望します。
(鈴木壱知「序文」より要約)
目次
第1章 肝硬変の栄養療法
1.栄養療法の必要性/白石光一
1.エネルギー代謝異常
2.蛋白・アミノ酸代謝異常
3.糖代謝異常
4.鉄代謝異常
5.ミネラル代謝異常(特に亜鉛について)
2.栄養アセスメント(治療の適応と効果判定のために)/川村直弘
1.栄養診断のための評価項目
2.評価の方法
(1)静的栄養評価 (2)動的栄養評価
3.栄養スクリーニング
4.栄養アセスメントと栄養治療
3.栄養プランニング・モニタリング(食事療法の基本―ASPENガイドラインを中心に)/後藤陽子
1.食事療法のプランニング
(1)代償性肝硬変の食事療法 (2)非代償性肝硬変の食事療法 (3)夜食・分割食について
2.モニタリングと問題点
(1)エネルギー代謝のモニタリング (2)食事摂取量のモニタリング
第2章 栄養療法に使用される薬剤
1.分岐鎖アミノ酸の効果/鈴木壱知/香川景政/玉野正也
2.分岐鎖アミノ酸製剤の特徴と使い分け(アミノレバンEN,リーバクト顆粒,ヘパンED)
1.BCAA製剤の効果
(1)蛋白代謝改善作用 (2)エネルギー源 (3)骨格筋におけるアンモニア処理 (4)免疫機能
(5)肝再生の促進 (6)肝発癌抑制 (7)糖代謝改善作用 (8)QOL改善効果
その他
商品詳細
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- メディカルレビュー社
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- 単行本
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