多変数の微分積分学
発売日:2011年11月
- ISBN
- 978-4-7687-0418-9
- 著者情報
- 一松 信(ヒトツマツ シン)
1926年東京で生まれる。1947年東京大学理学部数学科卒業。1954年理学博士(旧制)。1952年より1989年まで、立教大学助教授、東京大学助教授、立教大学教授、京都大学(数理解析研究所)教授を経て1989年京都大学定年退転、京都大学名誉教授。東京電機大学(鳩山校舎)教授。1996年同上客員教授、2004年退転。1994年‐2003年日本数学検定協会会長(現在名誉会長)
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商品説明
本書は全体として以下の方針を心掛けながら,実用向きに多変数(主に2変数)の微分積分学を扱う.
1変数の微分積分学の一通りの知識は既知と仮定する.準備的な内容の長広舌を避け,不可欠な予備知識は「現地調達」の方針で,できるだけ「読み切り」を目指す。
基礎理論を軽視せず,普通の教科書に詳しく記述されていない部分も積極的に解説するなどに努めた.しかし理論の細部に深入りしない。
1変数の結果の「形式的拡張」ではなく「内容の実質的拡張」を心掛ける.多変数の1個の関数だけでなく,複数の関数の組すなわちベクトル値関数や微分方程式をも積極的に扱う。
理論を体系的に扱うとすれば,微分法6講・積分法6講とそれぞれまとめるのがよい.しかしそれでは重要事項が後回しになるなどの難があるので,偏微分の基礎,重積分の基礎,陰関数関連,線積分・面積分という形で各3講ずつ,微分法と積分法を交互に論ずるようにまとめた。
いわゆる“postmodern analysis”には留意するが,それに従うことはしない.一例としてフレシェ微分など演算子関連の発展的題材は取り上げなかった。
証明のあらすじだけを述べた場合は略証とした。
目次
第1部 多変数の微分積分学講義(偏微分の形式的扱い
接平面・極値問題
高階偏導関数
累次積分
重積分 ほか)
第2部 関連事項補充(一様微分可能性について
微分法の平均値定理
最大最小問題補充
包絡線の実例
多変数のベキ級数 ほか)
商品詳細
- 出版社名
- 現代数学社
- フォーマット
- 単行本
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