もっと知りたいルドン 生涯と作品
発売日:2011年10月
- ページ数
- 79p
- ISBN
- 978-4-8087-0937-2
- 著者情報
- 高橋 明也(タカハシ アキヤ)
1953年生まれ。東京藝術大学大学院美術研究修士課程修了。国立西洋美術館学芸課長等を経て、現在、三菱一号館美術館館長。専門はフランス近代美術。2010年にフランス芸術文化勲章シュヴァリエ受章
山本 敦子(ヤマモト アツコ)
1953年生まれ。東京藝術大学芸術学科大学院修士課程修了。現在、岐阜県美術館学芸部長。西洋美術史専攻
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商品説明
■19世紀末の象徴主義を代表する芸術家ルドン。本書は、その生涯を作風の転機ごとに4章に分けて紹介し、ルドン芸術の神髄に迫ります。ボルドー近郊の荒野で奇抜な想像力を培った幼年時代、文学を好み、ダーウィンの『進化論』を熟読し、天文学や精神医学にも感化された「黒の時代」、普仏戦争・結婚・息子の誕生など身辺の変化につれて「黒」と決別していった50歳代、色彩を駆使して、印象派とは異なる独自の光を創造した円熟期まで。あわせて19世紀末の西欧社会、特に印象派から象徴主義へ、さらに20世紀のシュルレアリスムに至る流れの中で、ルドンの果たした役割、影響を位置づけます。
■日記や手紙など文献資料に比較的恵まれているにもかかわらず、ルドンは謎も多い芸術家です。本書は、思想や精神性をたたえた作品の魅力を様々な角度から照射し、時代を超えて人々を惹きつける革新性と普遍性がなぜ生まれたのかを探ります。ルドンの作品に一貫するラディカルな表現、構図や色彩における革新性、次世代に影響を及ぼした無意識の世界に対するこだわりにも言及し、ルドンが残した謎へ近づく道案内となっています。
■代表作の何点かを採り上げ詳しく解説します。なかでも《グラン・ブーケ》(三菱一号館美術館所蔵)は、110年間フランスの古城の大食堂を飾り、表に出ることのなかったもので、「色彩の時代」のルドン芸術の帰結点のひとつといえる傑作です。この作品については、修復を担当した専門家が技法や素材に関わる解説をしており、貴重な証言となっています。
目次
序章 荒地の子ども時代(1840〜1850年 0〜10歳)―ルドンの原風景
1章 エチュードの時代(1851〜1869年 11〜29歳)―ボルドーとパリの日々
2章 黒の時代(1870〜1888年 30〜48歳)―異形のものたちとの対話
3章 闇から光のなかへ(1889〜1898年 49〜58歳)―黒との決別
4章 色彩との結婚(1899〜1916年 59〜76歳)―パステルが奏でる夢幻
商品詳細
- シリーズ名
- アート・ビギナーズ・コレクション
- 出版社名
- 東京美術
- サイズ
- 26cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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