論理的思考力を育てる算数×国語の授業 問いづくり・思考づくり・価値づくり
発売日:2011年11月
- ISBN
- 978-4-18-032111-7
- 著者情報
- 田中 博史(タナカ ヒロシ)
1958年山口県生まれ。筑波大学附属小学校教諭。基幹学力研究会算数側代表
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商品説明
あなたの授業で論理的思考が育っているか?と聞かれて自信満々の人は少ないかも。その理由は、国語と算数をベツモノ視しているから。算数授業の中に国語場面を挿入していけば、一挙両得。その方式をどうつくっていくか本書の実践レポートには手だてと心得がテンコ盛り。
まえがき
サードベースマンはサードゴロを捕るのが仕事です!
過日,元プロ野球選手,広島カープの衣笠祥雄さんの講演を聴く機会がありました。衣笠選手は現役時代三塁手でした。つまり,サードゴロをさばくのが専門だったのです。当たり前です。三塁手はサードゴロを処理すればいいのです。たまに,ショートゴロまで捕っていたどこかのチームの終身名誉監督もいましたが…。
ところが,学校はどうでしょう。サードゴロを捕ることに専念できているでしょうか。年々守備範囲が広げられ,ショートゴロはおろか,セカンドゴロまで責任を負わされようとしてはいないでしょうか。学習指導要領が新しくなり,学校の守備範囲が広がったかに思える今こそ,学校は今一度原点にかえるべきだと考えます。学校の原点,それは「授業」です。学校は,1時間1時間の授業を通して,子どもに将来生きて働く確かな学力を身に付けさせる機関です。私どもは,そのことを合い言葉に授業づくりに取り組んできました。
国語と算数は地下でつながっていた!
本校では,「問いづくり」「思考づくり」「価値づくり」を重視した授業研究を,算数科を中心に進めてきました。2年前からは,それを国語科にも広げました。「国語科は言葉の力をはぐくむ教科」「算数科は数理を学ぶ教科」。一見水と油に思える2つの教科。当初は「どこに共通点なんてあるのか?」と戸惑いを感じました。しかし,それは表面を見ているだけだったのです。研究を進め,教科の本質を掘り下げていく中で,その地下水脈に両者をつなぐキーワードが見えてきました。それが「論理的思考力(考える力)」だったのです。ものごとを筋道立てて考え処理していく力,これが国語科と算数科に効果的な相互浸透をもたらす可能性をもっていることに気づきました。
本書は,その授業づくりの過程をまとめたものです。これを契機に,さらなる授業改善に努め,教師の専門性を高めていきたいと考えております。
これまで,ご指導をいただきました正木孝昌先生,田中博史先生をはじめ,多くの指導者の皆様と,明治図書編集部の皆様に心から感謝と御礼を申し上げます。
平成23年10月 福岡県福智町立市場小学校校長 /原田 宏志
目次
序章 まず子どもと対話できる教師になろう。そして、その対話の中で、子どもの論理に真摯に向き合うことで授業力は成長する。
第1章 論理的思考力がぐんぐん育つ授業のヒミツ
第2章 論理的思考力を鍛える授業の3つの場面づくり
第3章 論理的思考力を培う日常実践のアイデア
第4章 論理的に思考する国語の力も育つ「算数作文」
終章 論理的思考と子ども
商品詳細
- 出版社名
- 明治図書出版
- 対象年齢
- 教員
- フォーマット
- 単行本
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