美術と教育のあいだ

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ページ数
309p
ISBN
978-4-904049-26-6

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商品説明

美術は本来、人間が人間らしく生きること、人間の生きる社会や生活と密接に結びついています。にもかかわらず、今日美術は美術界の論理に自足し、有用性を追求する教育は美的なものと離れていっているように見えます。「美術と教育のあいだ」をつなぐことで美術と教育それぞれについて根源的に考える、新たな美術教育が求められているのではないでしょうか。東京藝術大学美術教育研究室は、実技制作と理論研究を二つの柱として、人間形成にとって美術がもつ根源的意味や美術教育の今日的可能性について研究を進めています。本書は、本研究室に所属する15人の執筆者が、美術制作者、教育者、理論研究者というそれぞれの立場から、美術と教育の関係をあらためて見つめ直した論文集です。美術制作者が、教育への姿勢や考え方を問うことで自らの美術観を彫琢し、理論研究者は美術制作の現場を理解することで美術そのものの質を深く見つめ直すという相互作用が生まれます。こうした往還運動から、美術と教育とが一体となった教育現実の実際を創り出し、新たな美術教育のあり方を追究しようとしたものです。

目次

1 美術制作の意味世界(美術制作における作家と世界のつながり
彫塑制作におけるミメーシスの循環
木を素材とした表現活動の意味 ほか)
2 人間形成における美術の意味(どうして人は、絵を「かく」ようになるのか―幼児の描画活動を出発点として
青年期における美術制作とはなにか―行動化(acting out)としての可能性
自閉症児の美術表現の特質 ほか)
3 美術が拓く教育の可能性(表現する身体・生成する自己
美術教育の場に日本画の景色観を見出だす
人のかたちの学びから美術制作へ ほか)

商品詳細

出版社名
東京藝術大学出版会
サイズ
21cm
フォーマット
単行本

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