「看取り」の作法
発売日:2011年11月
- ISBN
- 978-4-396-11258-5
- 著者情報
- 香山 リカ(カヤマ リカ)
1960年、北海道生まれ。東京医科大学卒業。精神科医、立教大学現代心理学部教授。学生時代より雑誌等に寄稿。その後も臨床経験を生かして、各メディアで社会批評、文化批評、書評など幅広く活躍
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商品説明
著者は、二〇一〇年に父親を亡くした。精神科医として知識としては知っていても、その前後で数々の精神的重圧が著者を襲ったという。そうした自身の体験を踏まえ、愛する人・親しい人の死を迎えるための心の準備や悲しみの乗り越え方、いうなれば「看取りの作法」について、医師としての知見も交えながら語る。
「看取りと死別」についての入門書(「まえがき」より)
私の父は、2010年11月9日、82歳でこの世での生を終えた。
その前後、私はたいへんにバタバタした。それは介護、看取りや死後のあれこれというだけではなく、心理的にも動揺し、絶望したりまた希望を持ったりして、実際に亡くなると深い悲しみに暮れて何カ月たっても涙がこぼれて、友人に会う気にもなれなかった。
私はどうしておけば、そんなことにならずにすんだのか。私だけではない。介護や看取りの問題に直面しつつある人たちが、考えておかなければならないことは何か。
あるいは、親だけではなく、配偶者など大切な人との死別を経験した人の心には何が起きて、それをどう乗り越えていけばよいのだろう。
本書は、精神科医である私が、まだ整理のつかないアタマと心で自分の恥もさらしながら語る、「看取りと死別」についての入門書である。
目次
第1章 よい「看取り」とは何か(“よい最期”はどこにある?
私の「看取り」体験 ほか)
第2章 介護や看取りで不足するもの―時間・人手・お金(時間の問題―介護のために休めない
人手不足の問題―いちばんの敵は自分の感情 ほか)
第3章 看取りと心の問題―「介護うつ」と「罪悪感」との戦い(増える「介護うつ」
昔にさかのぼって後悔してしまう人たち ほか)
第4章 看取りで後悔している人たちへ(看取りを終えた人にどう声をかけるべきか
母親の死は自分の責任だと言う娘 ほか)
第5章 悲しみへの対処法(他人の喪失から学ぶ
死別の悲しみから立ち直るためのプロセス ほか)
商品詳細
- シリーズ名
- 祥伝社新書 258
- 出版社名
- 祥伝社
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 新書・選書
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