人格と人権 キリスト教弁証学としての人間学 上
発売日:2011年7月
- ページ数
- 353p
- ISBN
- 978-4-7642-7329-0
- 著者情報
- 大木 英夫(オオキ ヒデオ)
1928年生まれ。1956年東京神学大学大学院卒。1960年ユニオン神学大学(ニューヨーク)ドクターコース卒(Th.D./Ph.D.)。神学博士(D.D.)。名誉法学博士(L.L.D.)組織神学・社会倫理学専攻。元東京神学大学学長。東京神学大学名誉教授。学校法人聖学院前理事長。現在聖学院大学大学院院長、教授
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商品説明
敗戦によって、日本の思想は本当に変わったのか 人間を「人格」として捉えるキリスト教的人間理解は、聖書から生まれ、古代の弁証学者から現代に至るまで継承された。しかし日本には、第二次大戦の敗戦に至るまで、キリスト教的な「人格」の概念は知られていなかった。戦後、日本国憲法の制定により、初めて日本に導入された「人権」理念とそれを支える「人格」概念は、社会的体制の普及だけでなく、日本人の内面まで本当に浸透したのだろうか。 上巻は人格論を視座に、明治維新以後の大日本帝国憲法と「和魂洋才」を基盤とした近代化の問題点を明らかにし、戦後の日本そのものを神学的に考察した上で、日本におけるキリスト教的真理の弁証の道としての人間学を論じる。
目次
「地の基ふるい動く」ただ中から―序にかえて
第1部 序論 この時代の内面にある「人間」の問題(われわれの時代、われわれの国
弁証学のための「言葉」の獲得(1)原爆体験から発出した言葉―永井隆
弁証学のための「言葉」の獲得(2)キリスト教の哲学的弁証―田辺元)
第2部 新しい弁証学への道「人格」理念の明証(明治維新と日本近代化の問題
「神々の死」と「天皇の人間宣言」のもたらした「たましい」の問題―折口信夫の『神やぶれたまふ』の歌、そして三島由紀夫の『英霊の声』
古代教会の弁証学―それによって死ぬことも生きることもできた思想
アウグスティヌス弁証学としての人間学の古代的モデル―“deus et anima”(「神とアニマ=たましい」)
現代状況への立ち還り―第一次世界大戦後から第二次世界大戦へ
日本における人間学の問題―和辻哲郎の「人間学」
戦後日本における人格的共同体形成への問い
弁証学としての人間学 総括)
商品詳細
- 出版社名
- 教文館
- サイズ
- 22cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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