いのちの食べかた

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ISBN
978-4-7816-9002-5
著者情報
森 達也(モリ タツヤ)
1956年広島生まれ。テレビディレクター、映画監督、作家。98年、自主制作ドキュメンタリー映画『A』を発表、ベルリン映画祭に正式招待される。また、その続編『A2』が、山形国際ドキュメンタリー映画祭にて審査員特別賞、市民賞をダブル受賞し、大きな評価を受ける。2006年、TV作品『森達也の「ドキュメンタリーは嘘をつく」』が、日本民間放送連盟賞・特別表彰部門「放送と公共性」で優秀賞を受賞(事績タイトルは「メディアリテラシー」)

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商品説明

<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
自分たちが何不思議なく日ごろ口にしている肉。その肉がどのように精肉されているか、森さんはそのことを伝えながら、どうして知ろうとしないのか、とても奥深いことを教えてくれました。自分たちが日ごろ口にしているのは命なのです。決して工場で生産されているわけではない。命を奪うことの営みと、命を食べることの営みを結び付けて、何が大切なんだろうと語りかけます。動物愛護と肉を食べていることの矛盾をどのように乗り越えるか、森さんなりの優しさで語っています。精肉業者は殺し屋ではなく、人々が必要としている肉を作るために働いている人たち。蔑まれる人たちではなく、自分たちのために働いているのだとも語りかけます。精肉の話から、話は差別問題に変わりました。かつて、精肉で働く人たちは差別され、忌み嫌われる存在でした。部落問題、非人、穢多…、レッテルを張ることで社会的に苦しめてきました。でもかつては河原乞食といわれた芸能者は、いまではアイドルであったりスターであったり、とても高い評価を得られるようになってきているではないか。みんなが平等だと学ぶ子どもたちに、大人たちが犯してきた過ちを素直に語っています。いつの間にかとても大きな問題提起となってしまいました。森さんはこうも言っています。「自分で見ることが必要だ。事実は語られるところから、語る人のフィルターを通したものとなるのだ。」素晴らしい言葉です。奥深いから、人々は知ろうとしないのでしょうか?この本を読んで、思い切り反省させられた私でした。(ヒラP21さん 50代・千葉県 男の子14歳)

目次

第1章 もしもお肉がなかったら?(君んちの晩ごはん
僕たちの知らないこと
牛とのおつき合いのはじまり
お肉を食べないわけ
すき焼きと豚肉の登場!)
第2章 お肉はどこからやってくる?(牛と豚がやってくる
おいしいお肉はだれのため?
二つの大問題
お肉ができあがるまで
職人さんの名人芸
「人間」という生きもの
いのちを食べるということ)
第3章 僕たちの矛盾、僕たちの未来(お肉禁止令
僕らはとても忘れっぽい
大人は、万能じゃない
「穢れ」って、なに?
「不浄」って、なに?
僕たちの「弱さ」の歴史
村ごと大引越し!?
小さな優越感
君はすべてを秘密にできるかい?
メディアの過ち
無限大の傷つけ装置
だまされることの責任
僕らの麻痺
忘れなれない記憶
僕たちが生きているということ)

商品詳細

シリーズ名
よりみちパン!セ P002
出版社名
イースト・プレス
対象年齢
中学生 高校生
フォーマット
単行本

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