きみ、ひとりじゃない
発売日:2011年4月
- ISBN
- 978-4-378-01489-0
- 著者情報
- エリス,デボラ(エリス,デボラ)(Ellis,Deborah)
カナダ、オンタリオ州生まれ。わかいころより、反戦、女性解放のための活動をつづけている。作家として、途上国で生きる子どもたちを主人公とした感動的な作品をつぎつぎと発表し、子どもたちが背負わされたさまざまな問題に、世界中の読者の関心をうながしている。カナダ総督文学賞、ルース・シュワルツ賞ほか、内外の多くの賞を受賞。戦乱のアフガニスタンを生きぬく少女を描いた三部作「生きのびるために」「さすらいの旅」「泥かべの町」(以上、さ・え・ら書房)は、17か国語の翻訳され、100万ドル以上の印税をストリート・チルドレンやアフガニスタンの女性のために活動するNGOに寄付している
もりうち すみこ(モリウチ スミコ)
森内寿美子。福岡県生まれ。訳書『ホリス・ウッズの絵』(さ・え・ら書房)が産経児童出版文化賞に、訳書『真実の裏側』(めるくまーる)が同賞推薦図書に選ばれる
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商品説明
なぜ、命がけでドーバー海峡をわたるのか?戦乱のバグダッドを去った15歳のアブドゥルは、フランス、カレーの移民キャンプ「ジャングル」からイギリスへ向かおうとする。立ちはだかる高波と国境の壁。
【対象】小学高〜中学生
<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
つい最近まで、日本はとても安全な国だと思っていました。3月の震災を経て、地震や津波・原発のある日本も安全とは言い切れないということを思うようになりました。デボラ・ハリスの本はこれまで二冊読みましたが、どれも困難な場所に住む子どもたちの過酷な現状を描いていました。この作品の中に出てくる少年少女たちは移民です。フランスの移民街から新天地を求めてイギリスにボートで渡るのです。それは決して簡単なものではなく命がけなのです。その前にも命からがらで自国を脱出した少年たち。おかれていた状況が次々と明らかにされますが、どれも過酷で非情なものなのです。島国の日本ではあまり知りえない大陸ならではの、それぞれの国の事情も垣間見えます。震災は私たちが持っていた価値観を変えていくものだったと思います。非常時に国も行政も助けてくれることはない、自分の身を守るのは自分のみであることを痛切に感じました。今後、私たちも含めて大人はどう生きていくのか、子どもに何を伝えていくのか。大切なことは命であることにかわりはないと思いますが、何があっても生き延びること、自分の心を強く持つこと、そんなことを思うのです。(はなびやさん 40代・愛知県 男の子9歳)
商品詳細
- 出版社名
- さ・え・ら書房
- 対象年齢
- 小学高〜中学生
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:NO SAFE PLACE
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