福原恒雄詩集

福原恒雄/著

発売日:2011年4月

  • 福原恒雄詩集
  • 福原恒雄詩集
ページ数
161p
ISBN
978-4-8120-1877-4
著者情報
福原 恒雄(フクハラ ツネオ)
1935年3月8日新潟県長岡市中千手町(現柏町)出生。1953年東北大学教育学部特殊教育科盲教育学科(二年課程まで設置)入学。1955年4月以降定年まで盲学校教員を職として、青森、横浜、沼津、大阪と居住する。以後、詩作活動で数々の賞を受賞

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商品説明

もうおとなしい屍体ではおれない。きっと
生きている母のために、角の花屋で買って
握りしめていた花束を、記憶を仮装してで
も、探しにでかけなくては。
(「探しにでかけなくては」より)

これまでわたしが感じてきた〈奇妙〉な印象は、おそらくかれ独自のレトリックからやってきている。それは詩においてなにかを表現するための方法ではなく、かれにとっての文体の必然性からやってきた。またそれは、かれが世界をみる思想的な〈斜視〉からきている。ひねくれ、とか意固地ではなく、かれのスタンスが傾いていること――それこそがまっとうな姿なのだ。(坂井信夫・解説より)

いわば福原にとっての詩とは、戦前は被教育者の一人として、戦後は教育を施す側の一人として、こうした歴史の虚構性をつぶさに追体験していくことの意味にほかならない。それは個々の状況に対し、具体的な行動を起こすものでも、内側で何らかの抽象的な答えを出していくものでもなかった。福原の詩の特徴は、つねに外部状況からは孤立したまま放置され続けている。(中村不二夫・解説より)

目次

詩集『忘れる』(一九七六年)抄
詩集『視野の面目』(一九八二年)抄
詩集『少年のなんでもない日』(一九八四年)抄
詩集『体の時間』(一九八七年)抄
詩集『おばあさんを盗む』(一九九一年)抄
詩集『生きもの叙説』(一九九五年)抄
詩集『跳ねる記憶』(二〇〇四年)抄
詩集『Fノート』(二〇〇四年)抄
未刊詩篇抄
エッセイ

商品詳細

シリーズ名
新・日本現代詩文庫 86
出版社名
土曜美術社出版販売
サイズ
19cm
対象年齢
一般
フォーマット
文庫

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