環状・筒状超分子の応用展開 普及版

高田十志和/編集

発売日:2011年4月

  • 環状・筒状超分子の応用展開 普及版
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ページ数
246p
ISBN
978-4-7813-0311-6

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商品説明

超分子を材料とみなして書かれた書物は多くない。シーエムシー出版社のこのシリーズには、1998年に緒方先生らが『機能性超分子』(CMCテクニカルライブラリー153)というタイトルで導電性ポリマーも含めた非常に幅広い観点でまとめたものがある。そもそも超分子と呼ばれるものの範囲は広く、例えば生体系は超分子の大集団で構成されているし、多くの材料はまさに分子間相互作用でその材料たる物性を示している。もはや超分子と一言でくくるにはあまりに膨大な分野・物質群となっている。超分子であることに必須の要件である分子間相互作用という観点で材料を眺めることは非常に重要なことである。分子設計・材料設計の基礎を築く上で有用だからであり、分子間相互作用を科学する超分子科学の重要性がそこにある。
本書では、輪(わ)・筒(つつ)・管(くだ)と、これまであまり取り上げられなかった切り口で、超分子材料を眺めている。こうした閉鎖系の成分を含む材料は、常に三次元的な要素をもっている。一つの材料要素に「うち・そと」があり、場合によっては一つの原子が内と外の両方に顔をのぞかせているため、非常にユニークな特徴を持つことが多い。また、輪や筒の中を貫通するものがあると、それは強い共有結合の力も弱い分子間相互作用の力も必要としないで構成成分を離れないようにすることができる。いわゆる機械的な結合である。このような独特の性質・機能を持つ輪・筒・管を切り口としてまとめることもまた、新しいものの見方、そして新しい材料設計をする上で極めて意義があると考える。
今回本書を計画するに当たって、「みずみずしい研究の成果を豊富に載せたい」との思いから、第一線で実際に活躍中の研究者の方にその基礎から応用までを執筆願った。また、重要な実験方法は実験項として本文中に載せていただいた。興味深い、また役立つ書物になったと自負している。企業研究者、大学研究者の座右の書たらんことを願う。
(「はしがき」より)

目次

環・筒・管の特性を活かした超分子材料
基礎編(ロタキサン、カテナン
ポリロタキサン、ポリカテナン
有機ナノチューブ)
応用編((ポリ)ロタキサン、(ポリ)カテナン
ナノチューブ
カーボンナノチューブ)

商品詳細

シリーズ名
〔CMCテクニカルライブラリー〕 387 新材料・新素材シリーズ
出版社名
シーエムシー出版
サイズ
21cm
フォーマット
単行本

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