若者の労働運動 「働かせろ」と「働かないぞ」の社会学

橋口昌治/著

発売日:2011年3月

  • 若者の労働運動 「働かせろ」と「働かないぞ」の社会学
  • 若者の労働運動 「働かせろ」と「働かないぞ」の社会学
ページ数
307,15p
ISBN
978-4-903690-70-4
著者情報
橋口 昌治(ハシグチ ショウジ)
1977年生まれ。立命館大学衣笠総合研究機構ポストドクトラル・フェロー、ユニオンぼちぼち副執行委員長、「きょうと労働相談まどぐち」相談員

¥2,750 税込

12 nanacoポイント

12 セブンマイル

セブン-イレブン受取り(送料無料)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

宅配(送料¥550税込)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。

商品説明

労働市場の周辺や外部に置かれ、労働によっても痛めつけられてきた「若者たち」。労働者階級としての確信は持ちえていず、デモでは、「働かせろ」と「働かないぞ」という矛盾したシュプレヒコールが飛び交う。労働から疎外され孤立させられた人々が、それゆえに団結をして労働問題に取り組んでいる運動、それが「若者の労働運動」なのである。
「若者の労働運動」は矛盾に満ちた運動である。組合員は労働問題を契機として集まり、不当解雇や賃金未払いなどの不法行為を企業に是正させるために日々走り回っている。その一方で、労働者としてのアイデンティティや「働かざるもの食うべからず」といったような労働規範を共有していない。職場や職業が異なり階級意識も共有していない人々を惹き付けるために、「青年」や「フリーター」、「プレカリアート」などの集合的アイデンティティの形成を試みてきた。それは一定の成功を収め,多くの組合員が加入するようになっているが、同時に多様なアイデンティティを持った人々と集合的アイデンティティとの間で葛藤も生じている。しかしこうした、通常の労働組合であれば乗り越えるべき課題と捉えられそうな矛盾や葛藤こそ、「若者の労働運動」の特徴であり、運動を運動たらしめているものなのである。

目次

第1章 労働社会の変容と「若者の労働運動」(三つの「労働社会」論
労働を中心とした社会の生成と変容 ほか)
第2章 「若者の労働運動」は何をしているのか―「ユニオンぼちぼち」の事例から(「ユニオンぼちぼち」の活動内容
労働社会の変容と「ユニオンぼちぼち」 ほか)
第3章 企業社会のオルタナティブ―首都圏青年ユニオンの事例から(組合加入者の多くがサービス業に従事する若い非正規労働者
アンケートから見る青年ユニオン ほか)
第4章 経験運動としての「若者の労働運動」―フリーター全般労働組合の事例から(先行研究の検討
フリーター全般労働組合の問題意識の変遷 ほか)
第5章 「労働/生存組合」の誕生―フリーターユニオン福岡の事例から(ニート・引きこもり支援に関する先行研究の検討
フリーターユニオン福岡の結成過程と活動内容 ほか)

商品詳細

出版社名
生活書院
サイズ
19cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

注意事項

本の帯に関して
帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。
版・表紙について
版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。

あなたへのおすすめ