価値・生産価格・地代
発売日:2011年3月
- ページ数
- 222p
- ISBN
- 978-4-88352-181-4
- 著者情報
- 漆原 綏(ウルシハラ ヤスシ)
1934年香川県生まれ。1959年一橋大学大学院経済学研究科修士課程修了。現在、徳島大学名誉教授。経済学博士
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商品説明
現在のわが国のマルクス経済学界の研究動向をみると、どちらかといえば、日本経済や世界経済の現状分析、ワ-キンク・プアや世界的な金融・財政の危機、少子化傾向や高齢者の介護、各国間の貿易摩擦や世界的な経済成長率の鈍化、食料自給率低下、等々の分析にふりまわされ、マルクス経済学の基礎的研究、すなわち、『資本論』そのものにかんする研究がおろそかにされているようにみえる。かつては、先学たちのなみなみならぬ、それこそ血のにじむような地道な努力によってつみ重ねられてきた『資本論』それ自身の研究は、むしろ極端にいえば、いまではわきに押しこめられている感がある。マルクス『資本論』の研究は、世界的にみても、わが国が誇りとすべき学問的財産であるにもかかわらず、それが世間受けのする、現実問題の分析に押されて、いまでは、おろそかにされているようにみえることは、まことに残念なことである。もちろん、今日的諸問題の研
究は望ましいことであり、これこそは、マルクス経済学研究の最高・究極の目標であるが、そのためには『資本論』の研究は不可欠の理論的な基礎をなしている。われわれのみるところでは、こうした現実研究は、『資本論』自体の基礎的な研究と理解なしには意味のないことである。したがって、かつての研究の蓄積をふまえながら、『資本論』自体の活発な研究が行なわれてしかるべきではないであろうか。
目次
第1章 商品と貨幣の理論
第2章 価値の生産価格への転化
第3章 競争論
第4章 総計一致の二命題―いわゆる「転化問題」
第5章 「虚偽の社会的価値」の本質
第6章 位置の差額地代
第7章 土地所有の理論的基礎
商品詳細
- 出版社名
- 創風社
- サイズ
- 22cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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