映画というテクノロジー経験 (視覚文化叢書)
発売日:2010年11月
- ページ数
- 258p
- ISBN
- 978-4-7872-7294-2
- 著者情報
- 長谷 正人(ハセ マサト)
1959年生まれ。早稲田大学文学学術院教授。専攻は映像文化論、コミュニケーション論、文化社会学
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商品説明
誕生から現在まで私たちを魅了し続けている映画。しかし、映画はもはや単にスペクタクルな娯楽としてだらしなく消費されて閉塞状況にある。その現状を打破するために、リュミエール映画に触覚的経験を、山中貞雄にテクノロジーのリズムを、D・W・グリフィスにフィクションの力を、小津安二郎に時間的想像力を見出すことで、映画に伏在する革命的な可能性を解放する。
映画はいまや単にスペクタクルな娯楽としてだらしなく消費されて閉塞状況にある。その現状を打破するために、リュミエール、山中貞雄、グリフィス、小津安二郎などの映画に身体感覚や時間的想像力を見いだし、映画がもつ革命的な可能性を解放する。
目次
▼目次はじめに
第1部 リュミエール映画の考古学
第1章 リュミエール映画の考古学――「自生性」の発見
1 空虚な空間
2 リュミエール作品の考古学
3 失認症としての映画的視覚
4 意味の偽装
第2章 リュミエール映画の神話学1――『列車の到着』の神話学
1 起源の神話
2 『列車の到着』神話
3 鉄道恐怖症
4 エンターテインメントとしての鉄道恐怖
第3章 リュミエール映画の神話学2――触覚的経験としての映画
1 観客の熱狂
2 風・土煙・水
3 カメラの視線
4 失認症的視覚と触覚的光景
5 再び『列車の到着』へ
第4章 リュミエール映画の考古学・再考─リュミエールと宮崎駿の「細部」
1 リュミエールの細部
2 宮崎駿の細部
3 時間的な細部
第2部 テクノロジー、身体、古典映画
第5章 テクノロジー経験としての映画─戦争、全体主義、そして生命のリズム
1 テクノロジーと「経験の貧困」
2 「経験の貧困」としてのチャップリン
3 リーフェンシュタール、あるいは「鎧としての身体」
4 テクノロジーの遊戯としての映画
第6章 テクノロジーのリズムと物語映画――山中貞雄、マキノ雅弘、ハワード・ホークスをめぐって
1 狂った?機械と初期喜劇映画
2 韻律的な物語映画としての山中貞雄
3 早撮り、ナカヌキ、そして機械的リズム
4 マキノ雅弘あるいはダンスする映画
5 チーム・プレイのドキュメント
第7章 アニメーションというテクノロジー─宮崎駿をめぐって
1 宮崎駿における「表現」と「思想」
2 「植物に覆われた建物」というイメージ
3 アニメーションという「機械」をめぐる思想
4 消費としてのアニメーション
第3部 映画におけるフィクション
ほか
商品詳細
- シリーズ名
- 視覚文化叢書 2
- 出版社名
- 青弓社
- サイズ
- 22cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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