社会-文化的環境における子どもの語彙獲得

村瀬俊樹/著

発売日:2010年10月

  • 社会-文化的環境における子どもの語彙獲得
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ページ数
214p
ISBN
978-4-8115-7611-4
著者情報
村瀬 俊樹(ムラセ トシキ)
島根大学法文学部教授。博士(文学)。専門分野は発達心理学。1981年京都大学文学部卒業。1984年京都大学大学院文学研究科修士課程修了。1987年京都大学大学院博士課程単位取得退学。1988年島根大学法文学部助手。1993年島根大学法文学部講師。1995年島根大学法文学部助教授。2002年島根大学法文学部教授。2008年京都大学博士(文学)学位取得

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商品説明

私たちは、母語としての日本語をどのようにして獲得するのだろうか。日本語を獲得していく子どもたちは、どのような言語獲得環境の中で語彙を獲得していくのだろうか。それは、英語を獲得していく子どもたちのものとは異なるものだろうか。本書は、日米比較を軸として、日本の子どもにとっての言語獲得環境の特徴を明らかにし、また、子どもが語を用いて会話に参加するようになる過程を明らかにした。
 日本の養育者はなぜ育児語を使用するのか? 日本の赤ちゃん絵本は、アメリカの赤ちゃん絵本と比較してどのような特徴があるのか? 絵本を見ながら親子がする会話のパターンは、日本とアメリカの親子で異なるのか? これらの問いに対して、実証的なデータに基づいて議論がなされている。
 日本の子どもたちは、共感性を志向する文化的要因を背景とした言語環境の中で語彙を獲得している。これは、英語獲得児の言語獲得環境と異なる側面を持っている。日本語獲得児が語彙を獲得するメカニズムを明らかにすることは、英語など他の言語を獲得する子どもたちについての知見と合わせて、より普遍的な語彙獲得メカニズムの解明に貢献することが出来る。本書は、日本の子どもが語彙を獲得していくメカニズムを検討する視点についても論じている。

目次

第1章 序論
第2章 育児語の研究
第3章 養育者の言語行動と養育者の信念の関係
第4章 絵本における擬人化表現の日米比較
第5章 絵本場面における養育者と子どもの会話に関する横断的研究
第6章 絵本場面における養育者と子どもの会話に関する縦断的研究
第7章 結論
第8章 補論:日本語獲得環境における語彙獲得過程

商品詳細

出版社名
多賀出版
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

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