戦後日本人の中国像 日本敗戦から文化大革命・日中復交まで
発売日:2010年9月
- ISBN
- 978-4-7885-1204-7
- 著者情報
- 馬場 公彦(ババ キミヒコ)
1958年、長野県伊那市出身。1981年、北海道大学文学部卒業。1983年、北海道大学文学部大学院東洋哲学研究科修了。2010年、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科博士後期課程満期修了、学術博士。東アジア論・日中関係論専攻。1984年より出版社に勤務し、編集に携わり、現在にいたる
セブン-イレブン受取り(送料無料)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
宅配(送料¥550税込)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。
商品説明
日中戦争に負けた後、日本人は中国をどのように見てきたのでしょうか。1945年の敗戦から72年の国交回復までの間に中国では、中華人民共和国という社会主義国家の成立、文化大革命、米中接近と日中国交回復などの大変動がありました。しかしその間、正式の国交がなかったため情報も限られていました。その限られた情報源から日本人はいかなる「中国イメージ」を作り上げてきたかを、戦後、多くの読者を得てきた(今では考えられないが)論壇誌・総合雑誌とそこに執筆した論者の丹念な分析によって探ります。そこからはまた、他者を通した日本人の自画像も浮かび上がってきます。斬新な手法で描かれた、俊英による、スケールの大きな日中関係論・日本人論といえましょう。
目次
◆戦後日本人の中国像――目次
本書を読まれる方へ
言説分析編
序 章 戦後日本の論壇における中国認識経路
その手がかりと分析方法
一 研究の課題と目的
二 総合雑誌と論壇
1 中国論の形成要因
2 マス・メディアによる公論形成
3 総合雑誌と論壇の機能
4 総合雑誌と論壇の盛衰
三 中国認識経路
1 学術圏における中国認識の価値体系
2 市民層における中国認識の価値体系
3 知識層における中国認識経路
4 日中間における認識経路
四 認識経路の分析方法
1 先行関連研究
2 分析対象
3 分析方法
五 本書の構成
第一章 戦後日本論壇の見た新中国像 一九四五―五〇
日本敗戦・中国内戦・米ソ冷戦のはざまで
一 日本敗戦と中国内戦占領下の雑誌メディアから
二 中国論者の交替中国学者から親日共系現代中国論者へ
1 新たな中国情報源1.欧米ジャーナリストのルポ
2 新たな中国情報源2.日本人の復員報告
3 論壇から退場する現地調査派
4 マルキストに批判されるシノロジスト
三 敗戦敗戦責任・加害責任・敗戦処理をめぐって
1 中国「惨勝」・日本「惨敗」の要因
2 中国に対する恩義と贖罪
四 内戦日本論壇に映った統一権力の相貌
1 中共主導の中国革命イメージ土地改革と毛沢東
2 中華人民共和国の国家像
3 国家像の多元化・相対化上海・台湾・香港・マカオ
五 冷戦米ソ対立のなかの日中関係
1 アメリカの対中国政策の曲折と講和問題『中国白書』の衝撃
2 中国の対日本政策と日本観への注視
付記 検閲の実態プランゲ文庫の関連記事から
六 党派性の濃厚な左派言説 ほか
商品詳細
- 出版社名
- 新曜社
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
- 本の帯に関して
- 帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。 - 版・表紙について
- 版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。