有機トランジスタ 評価と応用技術 普及版
発売日:2010年8月
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商品説明
『有機トランジスタ』の歴史は未だ20年程度であり,米国のベル研究所で産声を上げたゲルマニウム結晶を用いた無機トランジスタの1/3程でしかない。現在,性能の面においてはシリコントランジスタにはまだ及ばないが,本書で取り上げたように無機材料にはない魅力的な特徴を有している。また,液晶や有機感光体材料など数々の有機系材料が無機系材料に取って代わっていった過去の事例を見ても,有機トランジスタもその特徴を活かした応用展開には大きな期待が寄せられている。総論にも述べたが,ここ数年での応用物理学会での有機トランジスタに関する発表件数の増大と,その内容がそれを大きく物語っている。特に,これまで有機材料や有機デバイスを専門としていなかった研究者も多く参加している意義は大きく,有機デバイスの大きな展開が期待できる環境ができつつあると言えよう。今後もこの傾向は続き,更なる物性・特性の向上,応用展開が拡大され,有機トランジスタの進化と深化が導かれていくと思われる。
このような時期に,材料開発の一面だけにとらわれず,その製膜方法や特性評価,さらには学際的領域にまで広がりつつある応用をも網羅した本書籍が,企画・発行することができたことは大変意味の深い事である。また発行に当たり貴重な時間を割いて,ご尽力頂いた執筆者の皆様には,この場を借りて厚く御礼申し上げる次第である。
最後に,本書籍が有機トランジスタを手がける研究・開発者の皆様の一助となり,従来の概念を越えた有機電子デバイスの登場や,多岐に渡る応用分野をさらに広げる事が導かれるならば,監修をさせて頂いた身にとって望外の幸せである。
2005年6月 千葉大学 工学部 工藤一浩
目次
【第一編 総論】
第1章 総論
【第二編 評価】
第1章 材料
第2章 電気物性
第3章 FET
第4章 薄膜形成
【第三編 応用】
第1章 大面積センサー
第2章 ディスプレイ応用
第3章 印刷技術による情報タグとその周辺機器
【第四編 未来への技術】
第1章 遺伝子トランジスタによる分子認識の電気的検出
第2章 単一分子エレクトロニクス
商品詳細
- シリーズ名
- 〔CMCテクニカルライブラリー〕 365 エレクトロニクスシリーズ
- 出版社名
- シーエムシー出版
- フォーマット
- 単行本
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