ヘヴンリープレイス
発売日:2010年7月
- ISBN
- 978-4-591-11957-0
- 著者情報
- 濱野 京子(ハマノ キョウコ)
熊本県に生まれ、東京で育つ。『フュージョン』(講談社)で第2回JBBY賞を、『トーキョー・クロスロード』(ポプラ社)で第25回坪田譲治文学賞を受賞
猫野 ぺすか(ネコノ ペスカ)
版画家。木版・孔版・消しゴム版画をミックスして作品を制作
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商品説明
引っ越してきたまちで、和希は、暮らしに悩みをかかえた少年少女たちと出会う。彼らを救いたい―でも、助けられないのは、自分が子供だからなの?自分の生活、両親、そして社会に目を向けはじめる…。緑ふかい林の中の幸福な時間をえがく、ひと夏の物語。
【対象】小学高学年
<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
上の子の朝読用に用意しました。私が先に読んじゃったけど、うちの子も好きになってくれる作品だといいなー。中学受験をひかえた小学校6年生の男の子『和希』が、主人公。和希の意志に関係なく「自分たち様な、ある程度知識も経済力もある家庭の子は、中学は私立に通うものだ」と、思い込んでいる両親に、敷かれたレールとは違う意志を持った自分がいるのに、自分の気持ちを口にできないジレンマに戸惑い悩んでいる和希。私はどちらかというと、和希たちと一緒に、子どもの目線でこの物語を読みました。どうにかしたいのに、どうにもならない世の中の不条理に、子どもたちと一緒に怒りを覚えました。その世の中をつくって、子どもたちに提供しているひとりなのに、自分自身も矛盾してますね…。折しも、上の子はもうすぐ高校受験を控えています。わが子は本当に、自分の行きたい高校を希望しているのでしょうか?そんなことを考えながら、この物語のひと夏を過ごしました。私たちの町にも、「ローシ」の様な人がいたらいいな。と思いました。子どもたちが、ホントにやりたい何かを見つけるための道標は、本当はいちばん身近な親が支えてあげるべきなんだろうけど、情けないことですが、周りの親たち(もちろん自分を含めて)は支えるより、邪魔して、道を狭めている親の方が多い気がします。物語のまとまりもよく、字のレイアウトも大変読みやすいいい作品だと思います。猫野べすかさんのイラストも物語のイメージにあっていて、印象的でした。この話を読んだから、世界が変わるとか、親が「自分を分かってくれるようになる」わけではありませんが、第三者の目線で、主人公たちをおっていくことで、読み手の何かが変わるような気がするのは、私だけでしょか?ぜひ、同世代の子どもたちと、このくらいの年ごろを持つ親たちに読んでもらいたい作品です。(てんぐざるさん 40代・埼玉県 女の子15歳、女の子10歳)
商品詳細
- シリーズ名
- ノベルズ・エクスプレス 8
- 出版社名
- ポプラ社
- 対象年齢
- 小学56年生
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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