旧石器社会の構造的変化と地域適応

森先 一貴 著

発売日:2010年5月

  • 旧石器社会の構造的変化と地域適応
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ISBN
978-4-947743-84-8

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商品説明

旧石器時代の人間社会はいつ、どのように進化を遂げ、後の時代を切り拓いていったのであろうか。本書は、日本の後期旧石器時代社会が成熟化し、のちの人間社会の基盤をなす地域社会を形成していく歴史的プロセスと、その背景を論ずる。このプロセスは、およそ25、000年前に起こった地球規模の気候変動と、これに伴うダイナミックな自然環境の変化に応答して進行した可能性があり、当該時期の考古学データと自然科学データの対応関係からその因果関係を解明することは、学界の主たるテーマのひとつとなってきた。このテーマに取り組むべく、本書では1970年代以後を中心に蓄積されてきた膨大な考古資料を従来以上の規模で集成して編年研究をおこない、着実に増加をみる自然科学データとの対応から、約30、000年前から20、000年前に及ぶ、旧石器時代の生活と社会の動態解明に挑んだ。
(東京大学学位論文に加筆、刊行)

目次

序文(安斎正人)
まえがき
第1章後期旧石器時代前半期/後半期という画期
第1節初期の編年と地域性の認識
第2節姶良Tn火山灰と編年の見直し
第3節パラダイムの転換
第4節問題の設定
第2章方法
第1節技術構造分析
第2節技術構造と資源開発戦略
1モード論
2居住形態
3石材分布構造
第3節技術と情報
第3章編年研究
第1節編年の方法
第2節古本州島西南部の編年研究
1後期旧石器時代前半期後葉
(1)関東地方
(2)東海地方
(3)中部高地
(4)近畿・瀬戸内地方
(5)中国山地・山陰地方
(6)九州地方
(7)まとめ
2後期旧石器時代後半期前葉
(1)関東地方
(2)九州地方西南部・東南部
(3)東海地方
(4)中部高地
(5)九州地方東北部・西北部
(6)近畿・瀬戸内地方
(7)中国山地・山陰地方・四国地方南部
(8)まとめ
第3節古本州島東北部の編年研究
1後期旧石器時代前半期後葉
(1)古本州島東北部における前半期編年研究の問題
(2)IX層並行期の石器群について
(3)VII層〜VI層並行期の編年
(4)まとめ
2後期旧石器時代後半期前葉
(1)古本州島東北部における後半期編年研究の問題
(2)新潟県・北陸地方
(3)奥羽山脈東部・西部
(4)まとめ
第4節小結
第4章国府系石器群の伝播形成過程
第1節国府系石器群に関する既往研究
第2節国府系石器群の荷担者推定
第3節国府系石器群からみた人と情報の動き
ほか

商品詳細

出版社名
六一書房
フォーマット
単行本

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