現代ヨーロッパの人間学 精神と生命の問題をめぐって

金子晴勇/著

発売日:2010年5月

  • 現代ヨーロッパの人間学 精神と生命の問題をめぐって
  • 現代ヨーロッパの人間学 精神と生命の問題をめぐって
ページ数
370p
ISBN
978-4-86285-082-9

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商品説明

「わたしたちは人間学の時代に生きている。人間についての包括的な学問が,現代では,精神的努力を傾けるべき主要目標となっており,学問研究の多くの部門が人間学に集中している。」(パネンベルク)
現代人間学はマックス・シェーラー『宇宙における人間の地位』(1928年)をもって始まる。刊行当初からその基本姿勢が「精神と生命の二元論」であるとの批判がわき起こり,この批判を中心に人間学研究は多様な展開を見た。カッシーラーやプレスナー,ゲーレンらが独自の知見を示すとともに,メルロ=ポンティは現象学的人間学の立場からシェーラーの問題意識を継承,展開した。また現代の人間学はシェーラーが試みたように人間科学の成果を積極的に取り入れて,個別的な学問領域において大いに発展している。
本書は,さまざまな形で進展する人間学の実相に精神と生命の視点から迫り,その成果の全体像を見事に叙述した,他に類のない貴重な業績である。
半世紀に及ぶ著者による人間学研究は『ヨーロッパ人間学の歴史』に続く本書をもって集大成され,記念碑的業績として長く読み続けられるであろう。

目次

序 論
1 現代ヨーロッパの思想状況と人間学の意義
2 シェーラー人間学とその二元論的構成
3 カッシーラーの人間学と心身論
4 プレスナーとゲーレンの哲学的人間学
5 実存哲学と人間学
6 現象学的人間学の展開
7 解釈学的人間学
8 対話論的人間学
9 社会学的人間学
10 生物学的人間学
11 医学的人間学と心身相関理論
12 キリスト教神学の人間学
終章 ヨーロッパにおける人間学的三分法の運命

付属資料
エルンスト・カッシーラー『現代哲学における「精神」と「生命」』

商品詳細

出版社名
知泉書館
サイズ
23cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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