マルカの長い旅
発売日:2010年6月
- ISBN
- 978-4-19-862981-6
- 著者情報
- プレスラー,ミリヤム(プレスラー,ミリヤム)(Pressler,Mirjam)
1940年、ドイツのダルムシュタットに生まれ、養父母に育てられる。フランクフルトの芸術大学で造形を、ミュンヘンで語学を学んだ後、一年間イスラエルで生活。帰国後、さまざまな職業をへて、1980年、初めての作品「ビターチョコレート」(さ・え・ら書房)を発表。以来、多数の話題作を送り出し、数々の賞を受賞している実力派作家。創作活動以外に、翻訳者としても高い評価を得ている
松永 美穂(マツナガ ミホ)
愛知県生まれ。東京大学文学部卒、同大学院人文科学研究科独語独文学専攻博士課程満期退学。早稲田大学教授
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商品説明
<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
ポーランドから逃げることになった医者の母娘。七歳のマルカは途中で熱を出したため、現地の人に委ねられることになります。追っ手が迫る中、足でまといになる少女を置いていったのは致し方のなかったことだったのです。マルカの視点と母親の視点の双方から描かれます。生き延びるというのはこれほど過酷なのかとさえ思われました。マルカの母・ハンナのいつ何時でも動いていないと気がやすまらない性格というのが印象的でした。ユダヤ人であっても医師という資格があれば、迫害を受けないかもしれないという錯覚、一緒に逃げたユダヤ人の中にもお金持ちであればという錯覚もあったかもしれません。悉く現実の前で、その思いが覆されていくのも皮肉なめぐり合わせという感じがしました。一人ぼっちになったマルカが生き延びようと、小さな体で一生懸命生きる姿に心を打たれます。現実にあったことがベースにあるので、その凄惨さに胸をつかれる思いがしました。(はなびやさん 40代・愛知県 男の子9歳)
商品詳細
- 出版社名
- 徳間書店
- 対象年齢
- 小学高〜中学生
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:MALKA MAI
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