高機能自閉症児を育てる 息子・Tの自立を育てた20年の記録

高橋和子/著

発売日:2010年6月

  • 高機能自閉症児を育てる 息子・Tの自立を育てた20年の記録
  • 高機能自閉症児を育てる 息子・Tの自立を育てた20年の記録
ページ数
253p
ISBN
978-4-09-825079-0
著者情報
高橋 和子(タカハシ カズコ)
1958年大阪府生まれ。金沢大学子どものこころの発達研究センター特任助教。コミュニケーション支援方法の開発と普及部門で研究に携わる。言語聴覚士、臨床発達心理士SV、特別支援教育士SVの資格を持つ。97年に立ち上げた「アルクラブ」(日本自閉症協会大阪府支部・高機能部・高機能クラブ)統括ディレクターを務める。母親としての立場から、現在の福祉・教育のシステムでは援助対象になりにくい高機能自閉症児・者の援助を可能にするための活動にも取り組んでいる

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商品説明

"3歳8か月で話し始めた息子が京大生になるまでT君は、環境考古学の研究者高橋さん夫妻の長男として1986年に生まれました。自閉症という問題を抱えていたために、母の和子さんはT君と全力で向き合いながら、特殊教育の専門家になり、その成長と療育の様子を3歳からビデオ記録として残します。これは世界初の貴重な学術的療育記録になりました。
 
 和子さんは専門家としての立場からT君の成長に合わせて「家庭でできるソーシャル・スキル援助表」「学校での説明用の文例」「中学校での教科別支援マニュアル」を作り、実際に使用して論文にまとめて発表ということを続けてきました。
 「このままでは3歳になっても話せるようにならない」と言われたT君は、現在京都大学大学院前期過程在学中です。

 100人に1人と言われる発達障害を持つ人のほとんどが高機能と考えられる現在、情報と支援を必要としている潜在的な人数は大変多いと考えられます。

 高橋さん親子の記録は、多くの困難を抱えた人たちに必ず希望を与えるに違いありません。

編集担当者からのおすすめ情報
高橋さんが実際にT君に行ってきたさまざまな実践を豊富に収録しました。
 3歳直前の「やりとり遊び」、8歳のころの「自然な会話への支援」、12歳のころの「子どもの集団で相談するときのコミュニケーションへの支援」をはじめ、家庭でできる1歳からのソーシャル・スキル援助の実際など、問題を抱えたお子さんを育てているご家庭ですぐに応用できる資料ばかりです。
 また、子ども本来の力をいかに上手に育てていけるか、という視点で見ると、ふつうの子育てにも大変参考になります♪"

目次

第1章 自閉症と診断されるまで(Tの誕生
3か月健診は順調 ほか)
第2章 幼稚園時代(幼稚園を探す
最後に出会った幼稚園 ほか)
第3章 小学校時代(就学問題
枚方市で通常学級に入学 ほか)
第4章 中学校での支援とアルクラブ活動(中学校生活を支援する
いじめにつながる執拗なからかい ほか)
第5章 義務教育後の進路(洛南高校で
保護者からのクレーム ほか)

商品詳細

シリーズ名
小学館101新書 079
出版社名
小学館
サイズ
18cm
対象年齢
一般
フォーマット
新書・選書

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