講談社基礎物理学シリーズ 8「統計力学」

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巻の著者
北原和夫/著 杉山忠男/著
巻の書名
統計力学
ページ数
233p
ISBN
978-4-06-157208-9
著者情報
北原 和夫(キタハラ カズオ)
1946年生まれ。東京大学理学部物理学科卒業。理学博士。現在、国際基督教大学教養学部教授、東京工業大学名誉教授。元日本物理学会会長

杉山 忠男(スギヤマ タダオ)
1949年生まれ。東京工業大学理学部応用物理学科卒業。理学博士。現在、河合塾物理科講師

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商品説明

本書は『講談社基礎物理学シリーズ』の第8巻であり、統計力学という物理学分野を詳説するものです。統計力学は、熱力学の親戚筋にあたります。熱の正体は物質を構成する分子の運動の激しさなのですが、分子はとてつもなく小さくて数が多いので、1 個 1 個の分子の動きを追うことは不可能(であり無意味)です。そこで、分子の集団の振る舞いを統計的に観察するのが統計力学です。しかし、統計力学は熱力学にもまして数式が抽象的でわかりにくく、初学者には特に不評な科目です。本書は確率論や数理統計の前提知識は一切必要なく、統計力学に初めて触れる初学者が理解できるようにした教科書です。難解な数式に惑わされず、物理的な意味をしっかり理解できるように、具体的な例題を大いに活用しました。

目次

第1章 統計力学のはじまり1.1 はじめに 1.2 温度 1.3 理想気体の状態方程式と絶対温度 1.4 気体分子運動論1.5 気体分子運動と比熱 1.6 固体の比熱 1.7 実在気体の状態方程式第2章 マクスウェル‐ボルツマン分布2.1 いろいろな粒子の速さ 2.2 マクスウェルの速度分布則 2.3 気体分子の速度分布 2.4 ボルツマン分布第3章 等重率の原理とミクロカノニカル分布3.1 微視的な状態 3.2 理想気体 3.3 エントロピー 3.4 マクスウェルの速度分布とエントロピー第4章 カノニカル分布4.1 カノニカル分布の導入 4.2 エネルギー等分配則 4.3 自由エネルギーとエントロピー 4.4 ほとんど独立な部分系の集合 4.5 理想気体のカノニカル集団としての扱い第5章 カノニカル分布の応用5.1 ラグランジアンとハミルトニアン 5.2 2原子分子気体 5.3 量子論的効果 5.4 プランク放射第6章 固体の比熱,グランドカノニカル分布6.1 1次元格子振動 6.2 3次元振動 6.3 グランドカノニカル分布の導入 6.4 大分配関数と熱力学関数 6.5 理想気体第7章 フェルミ分布とボース分布7.1 同種粒子と波動関数の対称性 7.2 フェルミ統計とボース統計 7.3 理想気体の古典論と量子論第8章 フェルミ縮退とボース凝縮8.1 自由電子気体 8.2 有限温度での自由電子気体 8.3 ボース凝縮第9章 相転移と臨界現象I ── イジング模型9.1 相転移とは 9.2 1次元イジング模型 9.3 転送行列の方法 9.4 磁化率と相関関数第10章 相転移と臨界現象II ── 平均場近似と臨界指数10.1 イジング模型における相転移 10.2 平均場近似と相転移 10.3 いろいろな系の相転移とイジング模型 10.4 ランダウの現象論第11章 相転移と臨界現象III ── くりこみ群とスケーリング則(以下各章詳細略)第12章 簡単な輸送現象 ── ブラウン運動と電気伝導付録A 熱力学第2法則と熱力学関数,相平衡付録B ラグランジュの未定乗数法章末問題解答

商品詳細

出版社名
講談社
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

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