東アジアジャーナリズム論 官版漢字新聞から戦時中傀儡政権の新聞統制、現代まで
発売日:2010年2月
- ページ数
- 292p
- ISBN
- 978-4-7791-1523-3
- 著者情報
- 卓 南生(トウ ナムセン)
1942年、シンガポールで生まれる。66年、日本留学。早稲田大学政治経済学部新聞学科卒業。立教大学大学院社会学研究科博士課程修了。朝日新聞社で研修。73年帰国以来、シンガポール『星洲日報』論説委員、『南洋・星洲聯合早報』論説委員を歴任。87年、同紙東京特派員。89年、東京大学新聞研究所助教授。94年、龍谷大学教授となり、同大学国際文化学部で現代ジャーナリズム論、国際コミュニケーション論などを担任。社会学博士。現在、北京大学、厦門大学、華中科技大学などの客員教授を兼任。北京大学新聞学研究会副会長兼導師、中国新聞史学名誉顧問。2010年4月から北京大学世界華文伝播研究センター執行理事長兼学術主任
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商品説明
米国人が中国で発行した最初の中国語新聞『中外新報』の原紙と日本版(官版漢字新聞など)を発掘し、同紙の編集方針と「国益論」についての分析、また汪精衛南京「国民政府」傀儡政権の新聞理論と管理体制に関する考察、さらに百数十年にわたる華字新聞の特徴と役割を総括する第一部。
第二部では、十数年間に起きた大事件に対する東アジアのメディアの反応とその相互報道の基本的論調を分析し、表面的には関連性がないように見えるが、長期的視野で見ると、過去と現在のジャーナリズムの少なからぬ共通点(接点)、相呼応する痕跡と現象が認められることを指摘する。
編集方針のダブルスタンダードや新聞管理体制とその辻褄合わせの新聞理論など、今日にも通じる国際ジャーナリズムの本質と機能の論議を提示する。
目次
第1部 近現代華字新聞史の探究と発見(米国人が中国で創刊した初の中国語新聞―『中外新報』(1854〜1861)とその日本版の探究
寧波『中外新報』の編集方針と「国益論」
汪精衛「国民政府」の新聞論とその治下の新聞
汪精衛「国民政府」の新聞法令とその管理体制
近代華字新聞の変遷から見た華字紙の特徴と使命)
第2部 東アジアの動きと新聞論調(香港返還をめぐる現地マスコミの論調についての考察―『明報』社説を中心にして
東南アジアから見たポスト冷戦期の日米中関係
日中関係の行方―日本のメディアの論調から
鳩山外交
商品詳細
- シリーズ名
- 竜谷大学国際社会文化研究所叢書 第11巻
- 出版社名
- 彩流社
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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