難培養微生物の利用技術 普及版
発売日:2010年2月
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商品説明
自然界の微生物は99%以上が培養困難または不能な未知の新規かつ多様な微生物から構成されていると考えられる。しかし,従来の微生物研究は単離・培養を基本的な技術としており,培養できないという点からこれら大多数の培養不能な微生物を無視せざるを得なかった。今日,ポリメラーゼ連鎖反応法(PCR)の様な新しい科学技術の発展により培養を介さないで微生物にアクセスする可能性がでてきた。例えば,シロアリ腸内容液を顕微鏡で見ると原生生物やスピロヘータをはじめとして色々な微生物を見ることができる。しかしまだ微生物の分離培養技術は十分ではなくシロアリの腸内の微生物の大半は“アンカルチャブル”な非常に単離培養しにくい微生物であることが分かってきた。そこで,シロアリ腸内容物より直接DNAを抽出して,共生微生物のrRNA遺伝子をPCRにより増幅し,塩基配列を決定して系統解析を行った結果,多数の新種・新属と考えられる微生物群がシロアリ腸内に発生していることが明らかになった。
従来のパスツール,コツホ以来の伝統的な手法では,栄養源を含有する平板寒天培地にコロニーを形成させ分離・培養された微生物を研究や応用の対象とした。
目次
第1編 難培養微生物の研究方法(海洋性VBNC微生物とその検出法
難培養微生物の具体例、共生細菌
複合微生物系の難培養微生物新規分離手法と複合微生物系有効活用利用法 ほか)
第2編 自然環境中の難培養微生物(メタン生成古細菌と嫌気共生細菌―嫌気性廃水処理プロセスを例に
環境中の多様な石油分解菌
有機性廃棄物の生分解処理と難培養微生物 ほか)
第3編 微生物資源としての難培養微生物(eDNAによる培養困難微生物資源へのアクセス
難培養性真核微生物のEST解析―シロアリ腸内の絶対共生性原生生物をモデルとして
商品詳細
- シリーズ名
- 〔CMCテクニカルライブラリー〕 344 バイオテクノロジーシリーズ
- 出版社名
- シーエムシー出版
- フォーマット
- 単行本
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