洪水と人間 その相剋の歴史
発売日:2010年1月
- ページ数
- 170p
- ISBN
- 978-4-7722-3129-9
- 著者情報
- 伊藤 安男(イトウ ヤスオ)
1929年名古屋市熱田区に生まれる。1952年立命館大学文学部地理学科卒業。岐阜県高等学校地理教師、岐阜経済大学講師をへて、1982年より花園大学文学部史学科教授となる。専門は歴史地理学。現在、花園大学名誉教授。文学博士
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商品説明
1997年の河川法改正で再評価された「輪中(わじゅう)」。河川の増水すべてを堤防で防ぎ止める従来の洪水対策では,いったん堤防が破れると濁流が集落を覆い尽くし,人々の暮らしに多大な影響を及ぼす。洪水を適度に地域に溢れさせコントロールすることで暮らしを守る。それが「輪中」の発想だ。
近世から現代にいたる治水思想の流れと輪中の意義,河川法改正以降の新事業として新たに構築された囲堤(集落を囲む堤防)の紹介など,輪中研究の第一人者が,木曽三川流域を中心に全国各地でみられる「人と水との闘い」の歴史をたどる。
目次
第1部:現代によみがえる治水思想
第1章:御囲堤の真実
第2章:近世城下町と差別的治水策
第3章:新規に構築された囲堤集落
第4章:洪水常襲地域の変容とその住民対応
第5章:治水工法からみた輪中の現代的意義
第2部:木曽三川流域の治水誌
第1章:蘭人工師デレーケの治水思想
第2章:水屋・水塚・段蔵
第3章:濃尾平野の形成と河道変遷
第4章:輪中地域の外水災害とその住民対応
第5章:悪水をめぐる対立と慣行
第6章:輪中と悪水湛水
第7章:輪中を支えた水防意識
商品詳細
- 出版社名
- 古今書院
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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