ポストモダン・アメリカ 一九八〇年代のアメリカ小説

  • ポストモダン・アメリカ 一九八〇年代のアメリカ小説
  • ポストモダン・アメリカ 一九八〇年代のアメリカ小説
ISBN
978-4-87571-054-7
著者情報
安河内 英光(ヤスコウチ ヒデミツ)
西南学院大学教授。九州大学大学院修士課程修了、ハーヴァード大学客員研究員(1981‐82、1994‐95)

馬塲 弘利(ババ ヒロトシ)
福岡女子大学教授。九州大学大学院博士課程満期退学、カリフォルニア大学バークレー校客員研究員(1982‐83)

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商品説明

八〇年代アメリカは、しばしば「レーガンのアメリカ」と呼ばれる。ベトナム敗戦、ウォーターゲイト事件などによって、世界の信頼が失墜したアメリカは、レーガン大統領の政治スローガン「強いアメリカ」によって、国家としての威信の回復をねらった。また社会的には、ポスト構造主義思想とカウンターカルチャーがもたらした差異や多様性を認めるポストモダン文化によって、アメリカ社会は多文化主義的になり、ボードリヤールやジェイムソンが指摘するようなポストモダン消費文化は全米に広がった。
この時代のアメリカ小説は、ニュー・リアリズムの小説、ニュー・ロスト・ジェネレーションの小説、ポストモダン小説、マイノリティの小説、と多様な広がりを見せる。
本書は一一篇の小説を取り挙げて、八〇年代アメリカ文学の特徴を浮き彫りにすることをめざす。

目次

ニュー・リアリズムの小説(レイモンド・カーヴァー『大聖堂』―幽閉する日常性
ボビー・アン・メイソン『イン・カントリー』―ジェンダーと歴史を巡って ほか)
ニュー・ロスト・ジェネレーションの小説(ブレット・イーストン・エリス『レス・ザン・ゼロ』―世紀末アメリカの道徳価値と情動)
ポストモダン小説(ポール・オースター『ムーン・パレス』―フロンティアにおけるアイデンティティの更新性
ドン・デリーロ『ホワイト・ノイズ』―黄金時代へのポストモダン的回帰 ほか)
マイノリティの小説(アリス・ウォーカー『カラー・パープル』―新たな神の発見
ルイーズ・アードリック『ラブ・メディスン』―文化的アイデンティティを巡る物語として)

商品詳細

出版社名
開文社出版
フォーマット
単行本

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