戦後思想は日本を読みそこねてきた 近現代思想史再考

鈴木貞美/著

発売日:2009年12月

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ISBN
978-4-582-85501-2
著者情報
鈴木 貞美(スズキ サダミ)
1947年山口県生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。現在、人間文化研究機構/国際日本文化研究センター教授、総合研究大学院大学文化科学研究科教授。学術博士。日本近現代の文芸・文化史の再編を中心に学際的な共同研究の方法を開発しながら、国際的に活躍

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商品説明

戦後の民主主義思想は、第二次世界大戦へと至る過程を帝国主義侵略戦争と規定し、断罪してきた。まるでそのように規定さえすれば、すべての問題が解決するかのようにふるまってきたのだ。しかし、なぜ、その時、「近代の超克」が唱えられたのか、その内実を明らかにすることは、実質的に放棄されたままだ。「近代の超克」をめぐる評価を軸に、日本の近現代思想史を読みかえる。

目次

第1章 戦後思想は日本を読みそこねてきた(引き裂かれた日本―大江健三郎「あいまいな日本の私」
読まれそこないの戦争詩―吉本隆明『抒情の論理』
融合論はもう沢山―丸山真男「日本の思想」
人権思想も家族国家論も東西融合)
第2章 丸山真男の歴史意識(螺旋運動というレトリック
通奏低音の正体
革命思想と進化論受容)
第3章 「近代の超克」思想の基盤(「近代の超克」の先駆
大正期へ
大正生命主義は百花繚乱)
第4章 「近代の超克」思想の展開(マルクス主義と大衆社会
日本の使命
「支那事変」と神がかった国体論
「大東亜共栄圏」へ)
第5章 戦後民主主義を超えて(敗戦、占領は、どう受けとめられたのか
ヒューマニズムは戦争に同調した思想を撃てたのか
近代の総体を問う
知のシステムを問いなおす)

商品詳細

シリーズ名
平凡社新書 501
出版社名
平凡社
対象年齢
一般
フォーマット
新書・選書

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