永遠の故郷-真昼
発売日:2010年1月
- ページ数
- 157p
- ISBN
- 978-4-08-771326-8
- 著者情報
- 吉田 秀和(ヨシダ ヒデカズ)
1913年9月23日、東京日本橋生れ。東京大学仏文科卒。現在、水戸芸術館館長。戦後、評論活動を始め、『主題と変奏』(1953年)で指導的地位を確立。48年、井口基成、斎藤秀雄らと「子供のための音楽教室」を創設し、後の桐朋学園音楽科設立に参加。57年、「二十世紀音楽研究所」を設立。75年『吉田秀和全集』で大佛次郎賞、「わが国における音楽批評の確立」で90年度朝日賞、『マネの肖像』で92年度読売文学賞受賞。2006年、文化勲章受章
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商品説明
みずみずしい回想と軽やかなエロスする感じさせる歌曲の分析
「夜」の闇を抜けて「薄明」へと転調した著者の歩みは、本書「昼」で、永遠の故郷の真髄にいよいよ迫りつつ未踏の領域へと踏み込んだ。滅びゆく王朝の夢のような歌によせた戦後間もない頃のある女性との思い出はマルティーニの「愛の喜び」。北の地での少年時代に愛したグリーグ「二人の女の歌う歌」「遠い世の香り」。本書の眼目、マーラーの歌曲の数々に拮抗して初登場のベートーヴェンは「君を愛す」。大戦前のマーラー開眼(「少年の不思議な角笛から」)に始まり、戦中・戦後の幾層もの記憶に重なる「ラインの歌」「ヴンダーホルンとは何か?」「アントニウスの魚説法」「美について」等々、そして氏にとっての永遠の故郷「告別」(『大地の歌』)に到達。美しく、偉大で「生と死と永遠の故郷に向かう」音楽に向き合い、さながら死の近いとことを知るマーラーが創造の盃にますます酒が満ち、溢れ、こぼれるように、本年96歳の著者もその手をゆるめない。
目次
“愛の喜び”
二人の女の歌う歌
雪のなかの眼
遠い世の香り
“少年の不思議な角笛”から
マーラーの「ラインの歌」
「ヴンダーホルン」とは何か?
“パドヴァのアントニウスの魚説法”
間奏曲
うぐいす〔ほか〕
商品詳細
- 出版社名
- 集英社
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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