虫はごちそう!
発売日:2009年11月
- ISBN
- 978-4-338-24801-3
- 著者情報
- 野中 健一(ノナカ ケンイチ)
1964年、愛知県生まれ。名古屋大学大学院文学研究科史学地理学専攻中退。博士(理学)。現在、立教大学文学部教授。専攻は地理学、生態人類学、民族生物学。祖父がハチ採りの名人だったことや、大学時代に林業の仕事で山に入った際にはちの子を口にしたことが、昆虫食の研究につながった。これまでに20を超える国々を訪れ、昆虫食を通して、自然と人間との関わりについて考察を進めている。『虫食む人々の暮らし』で2008年に人文地理学会賞を受賞
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商品説明
イナゴ、コオロギ、イモムシ、スズメバチ…。たくさんの虫が世界で、そして日本で食べられている。虫を知り、採る技をみがき、こだわって料理し、おいしさにほほ笑む。さあ、虫と、それを食べる人々の暮らしをみにいこう。
【対象】小学高学年
<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
【内容】日本、ラオス、アフリカで、虫を食べる人々を取材。現地に行き、実際に筆者も食べてみたり、虫を捕まえたり、体当たりで研究しました。日本のイナゴ、蜂の子、ラオスはコオロギやカメムシ、アフリカはカラハリ砂漠で芋虫などを食べている。どの地域の人々も、虫は貴重なご馳走で、うれしい楽しい食事。【感想】以前から気になっていた本。背表紙だけ見ると、ゲテモノのような気がしていた。怖いもの見たさで、思い切って読んでみる。意外と、昆虫に対する真摯な態度、愛情が感じられ、爽やかな気持ちになった一冊。その土地に伝わる食文化を尊重し、地元の人たちと交流しながら虫を取って、食べて、研究する姿が感動的だった。食べている人たちも、実にうれしそう。昆虫はどちらかというと特別な、高級な食材のようで、ラオスなどでは捕まえた後、市場で売って、現金収入になる。肉よりも高い。みんな真剣な目で、おいしそうなコオロギを選んでいる。若い女性も食べる。カメムシも食べる(ラオス)なんて、驚きだ。世界中に虫を食べる文化があって、それぞれの地域によって食べる虫は違う。日本もイナゴや蜂の子、蚕など、いろいろな虫を食べていた。私の祖父母もイナゴの佃煮を食べていた。イナゴを捕まえるのは、旬の時期があって、うちのばあさん曰く「早い時期は水っぽくてうまくない、稲刈りが終わったくらいの時期がうまい」とか。私は農家で生まれ育ったけど、イナゴは全くダメで、全然食べられない。イナゴを見ると恐怖感を感じる。(前世でイナゴの大群に襲われたのだろうか…)好きな人には応えられない「食材」だそうだ。いろんな地域の食べ物を知ることはたのしい。この本は、筆者の昆虫や、昔からの食文化に対する尊敬の念が感じられ、とても清々しい気持になれる本だった。…ちょっと食べてみたくなった、かな?(渡”邉恵’里’さん 30代・東京都 )
目次
はじめに(虫のチョコレート!?
虫も食べ物 ほか)
第1章 お弁当にバッタ!?―イナゴと日本人(イナゴ採りの思い出
学校はイナゴ基地 ほか)
第2章 コオロギは町のごちそう―ラオスの暮らしと自然への信頼(秋の市場
イナゴ採りに励む ほか)
第3章 砂漠に生きる―イモムシのおやつ(カラハリ砂漠と狩猟採集民
イモムシが出てくる ほか)
第4章 大人ははちの子―スズメバチに挑む(スズメバチは危ない?
スズメバチを採る ほか)
第5章 「ごちそう」は「親しむ」ことから(「おいしさ」の意味は?)
商品詳細
- シリーズ名
- 自然と生きる
- 出版社名
- 小峰書店
- 対象年齢
- 小学高学年
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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