情報リテラシー 言葉に立ち止まる国語の授業

高木まさき/編著

発売日:2009年11月

  • 情報リテラシー 言葉に立ち止まる国語の授業
  • 情報リテラシー 言葉に立ち止まる国語の授業
ISBN
978-4-18-327419-9
著者情報
高木 まさき(タカギ マサキ)
1958年、静岡市生まれ。横浜国立大学教授。東京都立高校教諭、上越教育大学講師、文部省教科書調査官等を経て、現職。中央教育審議会国語専門部会委員、「全国的な学力調査の実施方法等に関する専門家検討会議」委員、学習指導要領の改善協力者、神奈川県NIE推進協議会会長、日本国語教育学会理事、日本NIE学会常任理事、全国大学国語教育学会理事、日本読書学会編集委員、「ことばと学びをひらく会」会長などを務める

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商品説明

人として必要な言葉の力とは? 新聞や図表をはじめ文学や古典等、国語科で扱うあらゆるテキストを「情報」と捉える新しい「読むこと」の問題提起。言語活動を工夫し、クリティカルに読む力や自分の表現に活用する力を育てる、今読んでおきたい授業創りの理論と実践集。

まえがき

 「情報リテラシー(information literacy)」とは「情報活用能力」と言い表されることもあるように、コンピュータなどの情報機器の活用に限らず、文字や映像等を含む様々な情報を批判的に受容し、効果的・創造的に活用する能力ほどの意味合いで用いられる。本書では、その中核となる力を「言葉に立ち止まる力」であると考え、それに関わる論考や実践を国語科を中心に集め、構成した。
 国語科でこの語を用いる場合には、一般に説明的文章の読みや、いわゆる「調べ学習」などを念頭に置くことが多い。本書もそれを否定するものではないが、ここでは問題提起の意味も込め、あえて「情報リテラシー」の一般的な意味合いからは対象となりにくい、詩歌や物語、古典の学習なども含めて考えた。それは、詩歌や物語、古典などが紛れもなく「情報」そのものであるということの他に、それらに「情報」という角度から光を当てることで、従来とはやや違った学習材としての価値やその扱い方が見えてくるのではないか、と考えたからである。
 また本書におけるそうした考え方や実践は、平成二〇(二〇〇八)年三月告示の新「学習指導要領」の方向性と軌を一にする面が多い。その意味でも本書の提案は、これからの国語科を再構築する上で、理論面からも実践面からも、参考にしていただけるものと考えている。
 なお、本書の1〜4は、髙木が、本書における基本的な考え方などを論じた。続く5〜6は、それを踏まえた上で、第一線で活躍する現職の小中学校等の先生方に、それぞれのお立場から創意工夫をこらした実践の成果を紹介していただいた。両者は緩やかに関連しつつ、相互に補い合い、かつ互いに主張し合う関係にある。

   /髙木 まさき

目次

1 情報リテラシーと国語教育―なぜ言葉に立ち止まる力なのか
2 新しい「読むこと」の授業づくりの視点―どの言葉に、どう立ち止まるか
3 新しい読書指導のための視点―読書生活をデザインする
4 国語科における言語活動の充実とは―言語活動を通して言葉に立ち止まる
5 「小学校」情報リテラシー教育のプランと実践
6 「中学校」情報リテラシー教育のプランと実践

商品詳細

シリーズ名
新しい「言語力」育成シリーズ 1
出版社名
明治図書出版
対象年齢
教員
フォーマット
単行本

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