巨大通信ベンチャーの軌跡 ブロードバンドをめぐる攻防
発売日:2009年10月
- ISBN
- 978-4-8222-4771-3
- 著者情報
- 湯崎 英彦(ユザキ ヒデヒコ)
1965年広島市生まれ。1990年に東京大学法学部を卒業し、通産省に入省。1995年6月にスタンフォード大学経営学修士、資源エネルギー庁原子力産業課課長補佐、1997年に通商政策局米州課課長補佐を経て、1998年に米国シリコンバレーのベンチャーキャピタルであるイグナイトグループに出向。2000年3月、ブロードバンド通信事業者の株式会社アッカ・ネットワークスを創業。代表取締役副社長に就任し、5年間で売り上げ400億円、純利益30億円を超える企業に育てる
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商品説明
NTT、ソフトバンク、イー・アクセス。強敵ぞろいの業界での起業、価格競争、無線事業の断念まで、すべてを明かす!ゼロから400億円企業アッカ・ネットワークスをつくった元通産官僚の3000日。
NTT、KDDI、ソフトバンク――。数千人の社員と莫大な資金を持つ巨大通信会社に、
通信業界の経験もなく、通信技術も知らず、民間企業で働いた経験もほとんどない
30代の元通産官僚が挑んだ!
ソフトバンクによる格安ADSLサービスの開始や、NTT東西による販売攻勢により、
大きなピンチを迎えるものの、ピンチをチャンスに変え、
売り上げ400億円の巨大通信ベンチャー「アッカ・ネットワークス」をつくり上げた。
成功するためには、創業者でありながら社長にも就かず、
ライバルであるNTTグループからも出資を仰ぐなど、
これまでのベンチャー経営者とはまったく違う手法を取った。
しかし、無線事業への進出を計画するものの、複雑な通信業界の事情に翻弄され、
免許を取得できずにアッカを去ることになり、結局はライバルとの合併を余議なくされた――。
本書は、著者が通信業界で奮闘した3000日の記録である。
目次
第一章 通産キャリアとベンチャー起業の損得勘定
日本と違うネットワーク環境にあ然
ひと足先に台頭したインターネット
官僚と起業の岐路に立つ
起業の決断 ほか
第二章 カリスマとは対極の創業者になる
自分とかけ離れたベンチャー起業家のイメージ
非カリスマで成功したイーベイの友人
事業アイデアにはこだわらない ほか
第三章 徒手空拳の通信事業者がスタート
友人のつてをたどって鎌倉で合宿
入念な事前準備―三十ページの事業計画書
法人向け市場に狙いを定める ほか
第四章 新しい“官僚組織型”ベンチャーを目指す
仕事が滞りまくった設立当初
天才型ではなく“官僚組織”が強い理由
「官僚組織」の弊害
中途半端な天才はすぐに限界が見えてしまう ほか
第五章 ピンチとチャンスの狭間
DSLという稀有なチャンス
弱みを強みに転換した起業戦略
ソフトバンク参入で撤退の危機
最大のピンチをユーザー獲得のチャンスに変える ほか
第六章 心配性な楽天家
なんとかなると考えながら必死に動き回る
成功は考えと実行とのかけ算
考えは実行に移すための綿密な計画 ほか
第七章 無線事業への挑戦―大きなリスクと重い覚悟
陰りが見えたADSLの次を模索
高速無線サービスの新規参入を狙う
引き返せないリスクを取る覚悟
創業したアッカを去るという苦渋の決断 ほか
第八章 ベンチャー後に思うこと
辞めてから見た収支決算
本気でチャレンジして損することは何もない ほか
商品詳細
- 出版社名
- 日経BP社
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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