心を育てる特別支援教育 1「吃音のある子どもたちへの指導 子どもに届けるメッセージ」
発売日:2009年9月
- 巻の書名
- 吃音のある子どもたちへの指導 子どもに届けるメッセージ
- ページ数
- 147p
- ISBN
- 978-4-18-013610-0
- 著者情報
- 青山 新吾(アオヤマ シンゴ)
1966年、兵庫県生まれ。1989年より、小学校へ勤務。現在、岡山県教育庁に勤務。学校心理士。臨床発達心理士
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商品説明
事例を通して吃音のある子どもへの指導法や家族へのケア、学級担任との連携の実際を紹介。また、吃音指導にとどまらず、特別支援教育に携わるすべての人々へヒントを提供する。
はじめに
「国語の時間に……本読みで……吃って……読めずに泣いた。」
言おうか,言わずにおろうか……と迷っていた男の子。
吃りながら,迷いながら,少しずつ少しずつことばにした瞬間。同じ吃音のある仲間たちと一緒に過ごした,ことばの教室の一場面である。
伝えたいことは自分のことばで話すんだよ。聞いてくれる友だちはいるんだよ。つっかえても,上手く言えなくても,君のことばが大切なんだ。
場面が,丸ごと子どもたちへのメッセージとなっている空間。
小さな部屋にイスをたくさん押し込んだぎゅうぎゅう詰めの空間で,子どもたちは何かのメッセージを受け取りながらしゃべる。そして,聴く。
子どもたちを連れてこられたお父さん,お母さん方は,控え室で時を過ごされる。決して広くはない,ホットカーペット敷きの部屋から,時折聞こえる笑い声。親子にも,そして教師にも,小さいけれどそこには居場所があったのだ。
吃音のある子どもたちをどのように育てるかを考えてきた。
子どもたちの吃音症状だけを見ず,子どもたちを育てていくためにどうするのかを考えてきた。それが,吃音症状がありながら,日々を自分なりに過ごせる子どもたちの姿につながった様に思う。
これまで,子どもたちの「心を育てる特別支援教育」を追いかけてきた。その最初に,吃音のある子どもたちとその家族の「たった1つの物語」を振り返って考えていきたいと思う。
2009年8月 /青山 新吾
目次
第1章 悩みの日々(吃音の子どもたちと出会う
吃音ってなんだろう
追跡調査を試みる)
第2章 3方向へのアプローチ―子ども、家族、園・学校へ(デルの方法でたっちゃんと向きあう
和也くん親子から教わったこと
ゆうきくん親子から教わったこと―「まあ、吃ってもいいかな」ということばの持つ意味)
第3章 統合的アプローチによることばの指導(子どもを広く捉えるために―能力を伸ばす視点、暮らしやすくなる視点
子どもと語る―子どもと「吃音」を話題にして話す
吃音のある子どもが主人公の小説を読もう
グループ指導をしよう
集まり過ごせ、語れる場所づくり
学級担任の先生方と一緒に進むために)
第4章 吃音のある子どもへのことばの指導から特別支援教育を考える(聴くということ
向きあい、自分自身を知ること―「主観的記録」と「内省的思考」の重視
メッセージを届ける
応援団を増やす)
商品詳細
- 出版社名
- 明治図書出版
- サイズ
- 22cm
- 対象年齢
- 教員
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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