長崎を最後にせんば 原爆被災の記憶 中原澄子詩集「改訂版」
発売日:2009年1月
第四十五回福岡県詩人賞受賞
- 版数
- 改訂版
- ページ数
- 207p
- ISBN
- 978-4-903393-33-9
- 著者情報
- 中原 澄子(ナカハラ スミコ)
1929年佐賀県伊万里生まれ。1946年熊本県立本渡高等女学校、1950年京都女子専門学校(現・京都女子大学国文科)卒業。個人詩誌「地平」発行。福岡県詩人会会員。原爆文学研究会会員。日本詩人クラブ会員
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商品説明
昭和二十年八月九日 天草上島 志柿の小高い岡の養蚕農家に私の班はいた
敵機来襲予報のサイレンが鳴りわたり 養蚕温度調節用の冷蔵庫に全員避難
警報解除のサイレンで急ぎ外へ出た 地の奥底でヅンと地鳴りの音がしたからだ
(「序」より)
目次
お父さんのつば(唇)はまっ白になって
もう人間の形じゃなか
あん死体は忘れられん
天皇陛下が降参ていわっさんもんで(言われないから)
うらかみ ん いえに かえり たか…
製鋼所は鉄の墓場 人間消えとっ
兵隊の着物の袖みたいに皮が垂れさがって
髪のとれたとは被爆のあれじゃなかか
みんなふやけたごとなって 水ぶくれ
長崎全体が幽鬼の世界じゃもんで
おかあさん はやくきてよ
みずう みずう て
おなかの破裂すっと プスていう
顔は倍以上にふくれあがって まっ黒になって
化粧瓶もなんもみんな飴
走るかっこうで炭になって 立っとっとですよ
ピカッ 熱か 熱っ 熱っ 痛ってして
上から柿の実の落ちてくるごと(ように)
承前
結び
商品詳細
- 出版社名
- コールサック社
- サイズ
- 22cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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