立山アルペンルート黒部川殺人事件 長編旅情推理
発売日:2007年6月
- ISBN
- 978-4-396-20831-8
- 著者情報
- 梓 林太郎(アズサ リンタロウ)
貿易会社、経営コンサルタント会社、調査会社など、様々な職業を経験し、80年『九月の渓で』で「小説宝石エンタテインメント小説大賞」を受賞しデビュー。長野県下伊那郡上郷村(現飯田市)生まれ
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商品説明
茶屋次郎、立山で名推理!恋人を失った美女、空白の過去とは!? 週に五日、黒部(くろべ)峡谷を往復しています宇奈月(うなづき)に住む須笑子(すえこ)という女性からの手紙に興味を抱いた旅行作家・茶屋次郎(ちゃやじろう)は現地を訪ねた。そこで、須笑子の恋人が黒部峡谷で行方不明となっていることを聞く。知り合った便利屋の父娘と捜索を始めた矢先、谷底の絶壁で宙づりになった恋人の遺体を発見。自殺か他殺か?登山経験のない彼がなぜそんな場所で?茶屋は調査を開始するが、今度は須笑子が失踪(しっそう)した。彼女の身に何が!?立山(たてやま)黒部を舞台に描く旅情ミステリーの傑作!
商品詳細
- シリーズ名
- ノン・ノベル 831 旅行作家・茶屋次郎の事件簿
- 出版社名
- 祥伝社
- 対象年齢
- 一般
- 著者コメント
- この作品を書くにあたって、黒部(くろべ)峡谷鉄道を終点の欅平(けやきだいら)まで乗った。谷底をのぞき込んでいるうち、三十年前の夏のある日を思い出した。「三度のメシより風呂が好き」という俳優のK氏と一緒に、黒部川に入って、温泉の出る場所を見つけ、石で囲い、二人だけの露天風呂をこしらえた。が、予想しなかった災難に出くわした。私たちが素っ裸になるのを、茂みの中で待ちかまえていたものがいた。アブである。牛の血を吸うような大きなやつで、その数は十や二十ではなかった。K氏と私は、タオルで襲いかかるアブを払いながら、川の中を逃げ回った。そのブザマなありさまは、高い場所から大勢のハイカーに見下ろされていた。
- フォーマット
- 文庫
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