日本のITコストはなぜ高いのか? 経済復活の突破口は保守契約の見直しにあり
発売日:2009年9月
- ISBN
- 978-4-86130-423-1
- 著者情報
- 森 和昭(モリ カズアキ)
日本サード・パーティ株式会社代表取締役。1940年1月生まれ。日本IBM、伊藤忠データシステム、立石技術サービス(現オムロン関連会社)などを経て、1987年10月日本サード・パーティ(株)を設立し、代表取締役社長に就任。主に、外資IT企業のアウトソーサーとしてシステム保守やソフト開発、コールセンター等の技術サポートを提供し、順調に業容を拡大する。現在は国内10拠点のほか、中国をはじめ、韓国、米国など海外3カ所に関連子会社を展開
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商品説明
日本の「常識」は世界の「非常識」!?日本のコンピューター業界を40年見てきた著者が闇に包まれたITコストの仕組み解明に挑む意欲作。
日本のITサービスコストは先進国中ダントツの年間5兆円超。IT全体の投資額を見ても、年間12兆円もの額は、米国に次いで世界第2位の投資規模となる。一方、先ごろ世界経済フォーラム(WEF)より発表された世界ITレポートにおける、日本のIT国際競争力は17位。
このギャップが意味するところは何なのか、を切り口に日本のIT保守市場の高コスト構造に迫る。
そもそもITの「保守契約制度」とは何か。制度の成り立ちに目を向けると、これはメーカー側が自らの利益を守るために、修理コストをユーザーに負担させるために編み出した「コスト転嫁制度」と言い換えることができる。そこに競争の原理はなく、いわばメーカー各社も横並び。
著者は、これまでユーザー側もメーカーの言いなりで保守契約を結び、毎年更新し続けてきた結果が、上記のサービスコストの肥大化につながり、果ては日本のIT国際競争力の低下をも招いたと説く。
本書では、高コスト体質の脱却のために、日本のITサービス市場の構造や問題点を明らかにして、健全なIT保守の姿を提言。「ユーザー自身が保守の中身を把握すること」がまず大事だとし、調査のための3つのステップを解説。また実際にコスト削減に成功した企業の事例2ケースを紹介している。
目次
序章 「日本品質をアジア価格で」を実現するために
1章 IT保守コストはなぜ高いのか(気がつけばIT後進国の日本
信じられない「IT保守コスト年間1兆円」の現実)
2章 保守契約制度の仕組みとカラクリ(誰も知らない「保守契約制度」の実態
契約料金の決定プロセスと隠された問題点
コスト削減の本質と真の意味)
3章 IT保守コストは必ず削減できる(突破口は「受益者負担の原則」
「サービス報告書」とその役割
IT保守コストの「見える化」)
4章 IT保守コストの監査(「IT保守コスト外部監査」の定着へ
コスト削減のための現状分析と診断方法
ケーススタディー:「IT保守監査サービス」の実際
コスト削減に必須の「SLA」という考え方)
終章 日本が再びトップランナーに躍り出るために(「知識集約型社会」の新しい価値とルール
「人財」に託す日本の再生
次世代のIT技術者に求められるもの)
商品詳細
- 出版社名
- 日経BP企画
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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