クリムト金色の交響曲
発売日:2009年7月
- ISBN
- 978-4-09-606026-1
- 著者情報
- 宮下 誠(ミヤシタ マコト)
1961年、東京生まれ。國學院大学文学部教授。哲学博士(バーゼル大学Ph.D.)。早稲田大学第一文学部美術史学科卒業。同大大学院芸術学専攻博士後期課程修了。バーゼル大学大学院博士課程修了。専門は20世紀ドイツ美術、シュルレアリスム、画像解釈学、一般芸術学
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商品説明
クリムトの画業は素晴らしい。彼はアカデミズムに安住することなく、常に時代の動きに敏感に反応しながら新しい絵画思想を生み出し、実践しつづけた。それは熾烈な戦いでもあったろう。だから、どの作品にも戦いの傷跡と痛々しいまでの絶望と不安が、絢爛豪華な金彩や色鮮やかな多色の背景に、あたかも「透かし」のように寄り添っている。そしてクリムトの装飾的絵画には、個人的にも関係があった同時代の音楽家マーラーの艶麗華美なオーケストレーションと通底するものがある。音楽の精神からのクリムト論、本書はそのように位置づけられるだろう。
19世紀末から20世紀はじめにかけてのウィーンで、ジャポニスム(日本趣味)などの影響の下、工芸やファッションまで含めた総合的な新しい芸術の創造を目指した画家クリムト。その金色の装飾宇宙に迫ります。
目次
鳴動する装飾宇宙―はじめに
1 早すぎた栄光と挫折―19世紀の終焉
2 聖なる春―総合芸術という夢
3 東方へのまなざし―黄金装飾のはじまり
4 正方形の風景画―心の自画像
5 生と死を見つめて―精神世界へのまなざし
グスタフ・マーラー―世紀末ウィーンを生きた、もうひとりのグスタフ
商品詳細
- シリーズ名
- Shotor Museum
- 出版社名
- 小学館
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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