環 歴史・環境・文明 vol.38(2009Summer)「〈特集〉「プラスチック・ワード」とは何か」

発売日:2009年7月

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巻の書名
〈特集〉「プラスチック・ワード」とは何か
ISBN
978-4-89434-698-7

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商品説明

新しい時代に向けてトータルな知の総合を企図する学芸総合誌
現在、われわれの日常生活は、大量のことばによって取り囲まれている。テレビ、新聞といったメディア、政治家や行政当局の文書、空前の量で発行される雑誌や書物、そして今や日常において不可欠になったかに見えるインターネットは、おそるべき量のことばによって埋めつくされている。
そのなかには、あからさまな力をふるって人びとを動かそうとするプロパガンダのことばも多いが、それ以上に、静かに、意識されないかたちで我々の思考のあり方や認識の枠組みを大きく方向付けることばが存在する。そのような、権威をまとってはいるが内容は空虚で、だからこそブロックのように安易に組み合わされて、いつの間にか我々の認識や行動を方向付けていることば――「発展/開発」「コミュニケーション」「インフォメーション」「ニーズ」「システム」等々、イリイチの言う「粘土のような可塑的な」ことば――を、晩年イリイチと親交の深かった言語学者ウヴェ・ペルクゼンは、“プラスチック・ワード”と名付けた。
本特集では、この“プラスチック・ワード”という概念を糸口に、われわれの知を誘導し、認識を方向付けている数々のことばを批判的に検証してみたい。他者との出会い、他者との関係の構築によって、新しい何かが創出される現場を取り戻す手がかりを、“プラスチック・ワード”を検証することからはじめたいと思う。

商品詳細

出版社名
藤原書店
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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