影の取締役の基礎的考察 イギリスにおける会社法形成史および従属会社の債権者保護の視点からの考察
発売日:2009年7月
- ページ数
- 391p
- ISBN
- 978-4-8115-7481-3
- 著者情報
- 坂本 達也(サカモト タツヤ)
大阪府生まれ。大阪市立大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。現在、沖縄国際大学法学部専任講師。博士(法学)大阪市立大学
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商品説明
イギリスにおける影の取締役制度について、従属会社の債権者保護との関連で考察する。イギリス法の特徴として、業務執行機関を柔軟にとらえ、これを拡張する点がある。その例が影の取締役制度である。
影の取締役とは、取締役がある者の指揮または指図に従って行動することを常とする場合におけるその指揮者または指図者のことである。この者は、一定の範囲で取締役として取扱われる。影の取締役の規定は、会社支配者を規制の対象に含めるものである。
本書の特徴の一つは、イギリスにおける会社法の形成過程および同法が規制の対象とする株式会社の形成過程に関する歴史的な考察を重視する点である。これらの歴史的な流れを理解したうえで、影の取締役の規定が採用された歴史的経緯を明確にする。本書が提示する会社法および株式会社の形成史は、一般的な歴史的考察としても見ることができる。
さらに、影の取締役の裁判例および学術文献等における見解に関して、影の取締役としての責任の基礎づけ、支配会社に対する従属会社の影の取締役としての責任の基礎づけ、影の取締役と取締役の信認義務ないし取締役の一般的義務の関係等の点について考察。また、日本法についても検討を加え、最後に日本法への示唆として規制案を提示する。
目次
第1章 問題の所在および考察の範囲
第2章 株式会社および会社法の形成に関する通史的概観
第3章 特許主義時代における管理機関および業務執行機関に関する歴史的概観
第4章 取締役の規定および影の取締役の規定
第5章 影の取締役の裁判例および学術文献等における見解
第6章 日本法への示唆
第7章 結語
商品詳細
- 出版社名
- 多賀出版
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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