現代思想の断層 「神なき時代」の模索
発売日:2009年9月
- ISBN
- 978-4-00-431205-5
- 著者情報
- 徳永 恂(トクナガ マコト)
1929年生まれ。1951年東京大学文学部卒業。1962‐64年フンボルト研究員としてドイツへ留学、アドルノに師事。1976年イスラエルへ研究留学。北海道大学助教授、大阪大学教授を経て、大阪大学名誉教授。専門は現代ドイツ哲学・社会思想史
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商品説明
神は死んだ―ニーチェの宣告は、ユダヤ・キリスト教文化を基層としてきた西欧思想に大きな深い「断層」をもたらした。「神の力」から解き放たれ、戦争と暴力の絶えない二〇世紀に、思想家たちは自らの思想をどのように模索したか。ウェーバー、フロイト、ベンヤミン、アドルノ、ハイデガーらの、未完に終った主著から読み解く。
目次
第1章 マックス・ウェーバーと「価値の多神教」(ウェーバーの人間像―その詩と真実
アメリカへの旅で経験したこと
経済史から文化史を経て普遍史へ―キリスト教の意味
運命としての「合理化」のゆくえ)
第2章 フロイトと「偶像禁止」(イタリアへの旅
ユダヤ教と偶像禁止
ミケランジェロのモーゼ像
『人間モーゼと一神教』―「父親殺し」として
アイデンティティの自発的解体)
第3章 ベンヤミンと「歴史の天使」(ベンヤミンの方法、あるいは方法としてのベンヤミン
「ユダヤ神学」と「マルクス主義」―「歴史の概念について」の読解
「新しい天使から歴史の天使」へ
純白の未来―時間論の地平で)
第4章 アドルノと「故郷」の問題―ハイデガーとの対決(アドルノ対ハイデガー
キルケゴールと美的なものの構成
『啓蒙の弁証法』の成立
「故郷」の非神話化)
断層の断面図あるいは、「大きな物語」の発掘―あとがきに代えて
商品詳細
- シリーズ名
- 岩波新書 新赤版 1205
- 出版社名
- 岩波書店
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 新書・選書
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