経済危機は9つの顔を持つ
発売日:2009年8月
- ISBN
- 978-4-8222-4755-3
- 著者情報
- 竹森 俊平(タケモリ シュンペイ)
慶應義塾大学経済学部教授。1956年生まれ。86年同大学院経済学研究科修了。同年同大学経済学部助手。89年ロチェスター大学で経済学博士号取得。著書に『経済論戦は甦る』(第4回読売・吉野作造賞受賞作)ほか
セブン-イレブン受取り(送料無料)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
宅配(送料¥550税込)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。
商品説明
本書の目的は一種の「オーラル・ヒストリー」である。つまり、「失われた一〇年」のこと、そのときの政策の失敗や成功を振り返りながら、同時にわれわれの経験をもとにして、今後の世界経済の行方をも予想していこうというのが、筆者がこの本の目論見なのである。世界経済の行方を予想するといっても、ここでは筆者自身がデータを下に、経済予測モデルを使って先行きを予測するという作業をしているわけではない。そうではなくて、過去の経験と、将来の見通しについて、筆者が選んだ九人の対談者の方々と徹底的に議論するというのが、この本の方法なのである。(本書「まえがき」から)
著者が選んだのは、隈研吾、神谷秀樹、黒田東彦、溝口善兵衛、河北博文、藤本隆宏、ジェラルド・カーティス、中原伸之、竹中平蔵の9氏。
いずれ劣らぬ、その道のプロ。建築家、隈研吾氏との対談では、住宅バブルの根っこに建築を規制することで供給を制限するゾーニング法があることを突き止め、「強欲」アメリカ資本主義の批判者である投資銀行家の神谷秀樹氏とは、「一国の政府単位では処理できない問題」(神谷)の底なしの深さを語り合う。丁々発止の議論が、経済危機後の世界がどうなるかを考えるのに大いに参考になる。
週間東洋経済2009年10月3日号掲載/経済の「謎」に言葉で迫る 立命館大学教授 高橋伸彰
※書評者の役職は掲載当時のものです。
目次
まえがき
危機とケインズ・ニュートン的方法論
第1部 バブルと金融資本主義の「原罪」
第1章 持ち家政策が人間を猛獣化した
ーー建築家・隈研吾氏と「バブル」と「公共投資」について議論する
第2章 究極のロビイスト、ゴールドマン・サックスの罪
ーー神谷秀樹氏と「強欲」資本主義の終焉と金融の「質」について議論する
第2部 グローバル危機と地方経済
第3章 変わるべきは中国とアメリカ。日本は今のままでいい
ーー黒田東彦アジア開発銀行総裁と「中国・アジアの将来」を議論する
第4章 万策尽きた日本は、こうして浮上した
--溝口善兵衛・島根県知事(元財務官)と「国際金融と地方経済」について議論する
第3部 産業の視点ーー自動車から医療へ?!
第5章 「車がダメなら次は医療」の間違い
--河北博文・河北総合病院理事長と「日本の医療のこれから」を探る
第6章 トヨタ型ものづくり復活の日
--藤本隆宏東大教授と「自動車産業の今後」を議論する
第4部 日本の弱点、それは政治
第7章 「議院官僚内閣制」は変えられるか
--ジェラルド・カーティス氏と「日本政治」を議論する
第5部 世界金融システム再生への道
第8章 フランク・ナイトとアニマル・スピリットの復権
--中原伸之氏と「新自由主義と資本主義の今後」を議論する
第9章 「竹中氏は、日本経済の恩人である。」
--竹中平蔵氏に「失われた10年」の真実と「不良債権処理」の極意について聞く
商品詳細
- 出版社名
- 日経BP社
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
- 本の帯に関して
- 帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。 - 版・表紙について
- 版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。