昭和十年前後の太宰治 〈青年〉・メディア・テクスト
発売日:2009年3月
- ISBN
- 978-4-89476-427-9
- 著者情報
- 松本 和也(マツモト カツヤ)
1974年、茨城県生まれ。立教大学大学院文学研究科博士課程後期課程修了、博士(文学)。日本学術振興会特別研究員(PD)を経て、信州大学人文学部講師
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商品説明
本書はスキャンダラスな生涯に彩られた太宰治という作家について、そのイメージに抗しつつ歴史的な視座から考え直したものである。本書ではデビュー期にあたる昭和十年前後に注目し、〈青年〉という歴史的な主題をクローズアップしながら多角的な検討を行った。具体的には、芥川賞事件や青年論ブームといったトピック、あるいは「道化の華」や「二十世紀旗手」などの小説を軸に、太宰治に関わるメディア/テクストの精緻な分析を試み、昭和十年前後の太宰治を根底的に描き直すことを目指した。
目次
“太宰治”へのアプローチ―太宰神話・青年・戦略
第1部 “太宰治”はいかに語られてきたか(“苦悩する作家”の文壇登場期―メディアの中の作品評・失踪事件
“新しい作家”の成型―第一回芥川賞と氾濫する作家情報
青年論をめぐる“太宰治”の浮沈―「ダス・ゲマイネ」受容から ほか)
第2部 “太宰治”の小説を読む(反射する“僕―君”、増殖する“青年”―「彼は昔の彼ならず」
黙契と真実―「道化の華」
小説の中の“青年”―「ダス・ゲマイネ」 ほか)
第3部 “太宰治”、昭和十年代へ(言葉の力学/起源の攪乱―「二十世紀旗手」
再浮上する“太宰治”―「姥捨」受容と昭和十三年)
商品詳細
- シリーズ名
- 未発選書 15
- 出版社名
- ひつじ書房
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 新書・選書
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