ロシア帝国の膨張と統合 ポスト・ビザンツ空間としてのベッサラビア

志田恭子/著

発売日:2009年6月

  • ロシア帝国の膨張と統合 ポスト・ビザンツ空間としてのベッサラビア
  • ロシア帝国の膨張と統合 ポスト・ビザンツ空間としてのベッサラビア
ページ数
245,36p
ISBN
978-4-8329-6705-2
著者情報
志田 恭子(シダ キョウコ)
1971年生まれ。2006年北海道大学大学院文学研究会博士後期課程修了。2006年‐2009年3月北海道大学スラブ研究センター学術研究員、北海道大学スラブ研究センターCOE共同研究員

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商品説明

バルカンに面したベッサラビアを事例に、帝政ロシアによる辺境統治研究に新しい枠組みを提示する。辺境統治について、民族地域のロシア化とそれに対する抵抗という構図からのみとらえるのではなく、帝国の内政と外交や、膨張と統合など総合的に分析する。各国の史料を読みとく中で、中央政府がベッサラビアについて、ポスト・ビザンツ空間としての有用性に着目し、帝国膨張の道具として利用する姿を活写する。

目次

[目 次]序章 第一節 研究の目的と視角 第二節 ベッサラビア研究史について 第三節 史料 第四節 本書の構成第一章 ロシアの南下政策とベッサラビアの成立 第一節 ベッサラビア併合までのロシアのバルカン進出 第二節 ベッサラビアの風土、社会階層、民族第二章 バルカン情勢が生んだ総督府 第一節 新たな正教地域の創出  第二節 エテリア蜂起とノヴォロシア・ベッサラビアの統合 第三節 露土戦争と総督府設置第三章 対外政策としての「大改革」 第一節 統一ルーマニアの誕生まで 第二節 アレクサンドル・クザの改革 第三節 ベッサラビアにおける郡改革 第四節 ベッサラビア農民改革 第五節 ベッサラビアにおけるゼムストヴォ設置第四章 ビザンツ法文化圏のなかのベッサラビア 第一節 ビザンツ帝国の諸法典 第二節 ドナウ二公国におけるビザンツ法継受 第三節 ビザンツ法文化圏の広がり 第四節 ベッサラビアの現地法と一八四三年廃止論議 第五節 司法改革と現地法問題第五章 ロシアの正教外交とベッサラビア外国修道院領 第一節 ドナウ二公国の外国修道院領問題 第二節 ベッサラビアの外国修道院領問題 第三節 「ロシア宣教団」の活動 第四節 イグナチエフ外交と修道院領収入の国有化 第五節 『シナイ写本』問題 第六節 シリアにおける正教外交と「パレスチナ協会」 第七節 シリア・カルデア派への宣教とイラン外交 第八節 ベッサラビア県ゼムストヴォとペテルブルクの攻防結論参考文献

商品詳細

出版社名
北海道大学出版会
サイズ
21cm
フォーマット
単行本

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