“向山洋一”って、どんな先生? 教え子が語るレジェンドの実像
発売日:2009年4月
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商品説明
「諸君よ、別れは近い。この時にあたり多くを語るまい。一匹狼のたくましさと野武士の如き集団を、その心と魂を自らのものにしていけ」という大四小の担任・向山氏の卒業挨拶。あれから30数年たった今、彼らの心に何がどう残っているのか、教育史に残る教え子の証言。
刊行のねらい
小学校教育の成果はどうだったのか
先週、テレビに教え子の須山が映っていた。週末の自由人の主人公で登場していた。週末バイクで全国をめぐる自由人だ。向山学級そのままだ。高校生のとき、友人と六〇〇のバイクでやってきて、「先生というのは、みんな向山先生みたいと思っていたけど、どこにもいなかった」と言っていた。
四十五歳になった教え子に会った。東京都大田区立大森第四小学校の教え子だ。
半年前、二十代の私が卒業させてから三十数年ぶりに会った。
新幹線品川駅東口から徒歩二分のところにある高層ビルの会議室だった。
一人一人の取材のため、全国から同じ年ごろの教師が集まっていた。三十人余。
どの教師も、本を何冊も出したことがあり、雑誌の連載をいくつも手がけ、公開授業、セミナーを何十回、何百回とやっている教育界のスター教師だ。
初対面での自己紹介。初めにスター教師の面々の短いスピーチ、どの教師もうまい。最初の五秒で人を魅きつける。続いて、向山学級の教え子たちのスピーチ。私はびっくりした。参加した教師たちも驚いたろう。全国から集まったスター教師と遜色ないのだ。スピーチはあざやかで、ユーモアにあふれ、ホロリとさせることも入れて、短くまとめていた。一人として「あー」とか「えー」とか言う人もいない。
そこには、まさしく、向山学級の教え子がいた。
指名なしで、次々に見事なスピーチをする教え子がいた。
小学校を卒業してから今までの三十数年、男の子も女の子も、社会の風雪にもまれ、凛として生きてきた風格があった。どの教え子も、「人生の指針は、小学校の教えでした」と言っていた。
この本は、四十五歳になった向山学級の教え子を、TOSSのスター教師が取材した記録である。
卒業して三十数年、「教え子はどうなったか」という「報告」は、これまでの日本の教育界にはなかった。
「ぜひ、日本の教育界に残してほしい」という、樋口編集長の強い要望で、「共同取材」の場は設定された。
取材したのは、ほぼ同年齢の教師である。百名近くいる向山一門の中から公募して、応募した三十名余によって、取材はされた。
取材の場は、どんな雰囲気だったのだろう。
向山学級という共通の文化にもたらされた暖かい雰囲気に包まれていた。
/向山 洋一
目次
品川区大森第四小学校・向山学級の三十年後
■五十嵐光司氏
取材 /谷 和樹
■岡部 覚氏
取材 /伴 一孝
■中村泰子氏
取材 /森川 敦子
■松元雅子氏
取材 /師尾 喜代子
■松坂晴美氏
取材 /赤木 雅美
取材 /奥田 純子
■戸田貴久氏
取材 /甲本 卓司
■古川 潔氏
取材 /新牧 賢三郎
取材 /根本 直樹
■岩瀬浩恵氏
取材 /河田 孝文
■原田美枝子氏
取材 /石川 裕美
■後藤広子氏
取材 /溝端 達也
■山田雄二氏
取材 /吉川 誠仁
■遠藤友紀雄氏
取材 /松崎 力
■渡邉 満氏
取材 /小田原 誠一
取材 /善能寺 正美
■橋階 健氏
取材 /板倉 弘幸
取材 /吉田 高志
★取材 /木村 重夫
■溝手浩之氏
取材 /佐藤 泰弘
向山学級の取材を終えての印象
商品詳細
- 出版社名
- 明治図書出版
- サイズ
- 22cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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